住職のひとりごと

鳥取市にある浄土真宗本願寺派のお寺、淨宗寺の住職日記です。基本は毎日更新です。

昨日は法務で郊外に出かけましたが、途中の田圃では殆ど終わっている中で所々の田では稲刈りをしていました。そして道路脇に立っている柿の木ではもう実が色付いています。そう言えば、川向こうには柿の木があって実がたわわに実っています(誰も採らない?)し、川下の橋のたもとにある石榴の木には実がはじけそうになっています。残念ながら、側を通る時はいつもカメラを持っていないので写真を撮っていませんが、いつか撮りに行ってきたいものです。
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まだ残暑が残っているとはいえ秋風が吹いてきた境内では秋明菊が伸びていますが、1本だけある木瓜の木では何故か花が1輪だけ咲いていました。《狂い咲き》ではなく暑さの残った陽光に誘われて咲いたのでしょうが、可愛いらしいのでパチリ。今日はその写真にします。

昨日の朝方に境内の花の写真を撮って回りましたが、金木犀のつぼみが膨らんでいるのに気付きました。「この分では2~3日中に香り出すぞ」とウキウキしてきましたが、早くも夕方にうっすらと香りが漂い
始め、今朝は道路側にも香りが漂っています。ただ困るのは、この後にやってくる落花で地面が黄色に染まってしまうことです。何事も「楽あれば苦あり、苦あれば楽あり」ということなのでしょうね。でも、都会の子ども達にとってこの香りは《トイレの香り》なのだそうです。人工の香りがあふれている現在だからこその《笑い話》なのでしょうね。
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ホトトギスも蕾をつけ始めましたし、これからはまたしばらくあちこちに咲く花を見るのが楽しみになりそうです。

昨日に続いて今朝も雨。昔から「秋の長雨」とは言いますが、これもそうなのでしょうか。
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ところで、実に5時間にも及んだ昨日の国葬では、開会前の男子トイレに数十人が並んで大騒ぎだったとか・・・。それはともかくとして、(私的な感覚ですが)なんとなく全体の動きにメリハリが感じられず、「関係者には《脚本のとおりに動かねばならない》という意識が強すぎる」と思われたことです。その例として、国葬反対をシュプレヒコールする人達に向かって文句を言った人が警護していた警察官達に取り囲まれ、連れ出されたという場面もあります。これも警護をしている者にとっては「大声=問題行動」という認識しかなかったことが伝わってきて、いかに指示と理解が中途半端でしかなかったかが分かります。多額の税金と2ヶ月にも及ぶ時間をただ単に儀式を《無事に終えること》に費やされたのかと思うと、ちょっと残念です。

昨夜は寺報原稿の見直しをして、最終的に1/3程度の書き直しをしました。この点でPCは楽ですね。
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寺報の第1号を作ったのは45年近く前(息子の誕生に併せて)ですから、当然のことPCなどはなくてタイプライターでした。何しろタイプは1文字打つごとにガチャッという音がしましたし、フォントも小さい上に間違えても訂正が出来ないこともあって苦労しましたが、ワープロが登場した時には嬉しかったですね。最初に購入したのは5インチフロッピーで高価でしたが、なんとか給料をはたいて購入。しかし、その直ぐ後に3.5インチフロッピーのワープロが出た時には「どうしてそのことを教えてくれなかったのか」と《怒り心頭》になりましたがね。そして次にPCが出た時にはワープルとは違う操作にウロウロしながら必死で覚えたものでした。印刷機についてもこの半世紀の間にガリ版から現在の印刷機まで殆どを使いこなした(?)のも、懐かしい思い出です。しかし、今号の原稿作成では内容面でなんとなく疲れました。

いよいよ今年も秋のお彼岸の最終日となりました。2度とも連休に台風の襲来が報じられてビクビクドキドキでしたが、幸いにして大きな被害もなく今日を迎えました。明朝には山門の幕や納骨堂と本堂の打敷を外して「次の行事(報恩講法座)までちょっと一休み」といきたいところですが、なかなかそうは出来そうもないのが寺院の持つ特徴の一つでしょう。法務以外にも毎月実施している仏婦研修会もありますし、令和5年のカレンダー製本前の打ち合わせや第208号の寺報(報恩講法座の案内も併せて)の発行もあります。一応の準備は済んでいるとはいえ最終チェック等を含めてまだ完了というわけではないので、今しばらくバタバタですし、「鉢植えを含めて境内の植木の方も少し手を入れたい所もある」なんて考えると、毎年のことながら「もういいや」と投げてしまいたくなる10月になりそうです。
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しかし、継職してからこんな50年間をなんとか過ごしてこられたのも、坊守とご門徒の支えがあったからでしょうね。

「暑さ寒さも彼岸まで」と言われますが、今朝は寒い!長袖を着ていても風が冷たく感じられるのは久しぶりです。いよいよお彼岸も明日が最終日です。
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途中で供花の整理をして写真のように花瓶用の壷に少しゆとりを持たせましたが、日曜日の今日はお参りが多いかもしれませんね。でも、出来れば供花を束ねている輪ゴムや紐ははずしてやってほしいものです。気付いた時にそれらを切ってやりますが、なにしろ花も縛られて窮屈では水を吸い上げる力も発揮できないでしょうからね。
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そう言えば、当寺の秋明菊はまだまだ蕾状態ですが、供花の中には薄赤色の秋明菊(貴船とも)が2本もありました。裏の白いヒガンバナの花弁はすっかり枯れ落ちていますが、あちこちで水引が伸びています。もう季節はすっかり秋なのですよね。

中日を過ぎたので、今朝は早くから起き出して納骨堂の供花の整理をしました。中日を過ぎると葉が枯れたり花が萎れたりしたものが目立ってくるので、水も取り替えて元気なものだけを生け直しました。その後でHP用の写真を撮りに周りを歩きましたが、隣の公園に行ってビックリ!なんと、滑り台に「使用禁止」と書いたテープがぐるぐる巻きになっているのです。一体どうして???
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確かに数日前にはゴーカートがオーバランして子どもが事故に遭ったというニュースもありましたが、(あれは運営方法に問題があったため)子どもの遊具として定番の滑り台が危険とは!!昔は遊動円木や谷渡りのようなものがどこの学校にもあって休憩時間になると子ども達は競って遊んでいたものですが、それに対して「危険、使用禁止」などと言われたことは一度もありません。今では「怪我をするから小刀は使用禁止」などのように何かあったらすぐに「ダメ」ですが、目先のことだけ見ていて「禁止」では、将来生きていく上で大切ことが子ども達に何も伝わらないのではないでしょうか?
(そう言えば、何年も前の馬鹿話ですが、キャンプで「電気(=炊飯器)がないので、ご飯が炊けません」と言った子どもがいたとか・・・)

今日はお彼岸の中日。お彼岸となれば《三途の川》がすぐに出てきますが、『正信偈』和讃部の最後には《三塗》とあります。前者は閻魔大王の裁定を仰ぐ前に生前の罪の軽重を調べて3つの瀬を決める脱衣婆の登場する川のことですが、校舎は《六道輪廻》の下から3つを表す《地獄・餓鬼・畜生界》のことになります。この《三途の川》の話は『地蔵菩薩発心因縁十王経』に描かれているものですが、もともと釈尊の説かれた話にはなくて宋代の中国で作られた偽経に載っているものなのですよね。もっとも、この話の方がよく知られているということが残念なのですが・・・。まぁ、親鸞聖人は「自分が信ずる仏の教えを大切にすればよい」と言っておられるし、それはそけで「よし」としましょうか。
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剪定した紫陽花も最近は枝の途中に小さな芽をつけてきています。今朝は少し暖かい空気が漂っていますが「暑さ寒さも彼岸まで」ですから、これからは少しずつ気温も下がってくることでしょう。そう言えば、先日の長期予報では今冬はエルニーニョの関係で大雪の可能性があるとか・・・。そうなるとまた除雪機の出番ですね。

令和5年度用のカレンダーの原稿とイラストについてはとりあえず完成しました。原稿には年間の行事予定(未定のものは未記入)とともにイラストと月々の言葉を載せています。月々の言葉はかつて掲示板に使ったものがノートに残してあるのでいいのですが、毎年のように頭を悩ませているのが12枚分のイラスト。このカレンダー製作を始めてから2年ほど総代の絵手紙を借りていましたが、その方が往生された後は《仕方なく自分で・・・》となり、それが頭痛の種なのです。なにしろ納骨堂の側でひっそりと咲く花(名前も知らない)に目が行っても写真を撮るだけの《絵心》がない人間ですから。
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もっとも、その原稿作成が終わったからと言ってそれで暇になるわけでもなく、今は報恩講法座の案内を含めた今年4回目の寺報に取りかかっています。寺報と案内文の原稿の方は完成しているので一安心ですが、発送先のシール貼りや封筒入れなどの作業がまだまだいくつも残っているので、当分は仕事に追いかけられる日々ですね。

昨日は彼岸の入りで毎年この日には彼岸法要を本堂と納骨堂でお勤めしていますが、昨日は台風の影響もあってか本堂にはお参りなし。そんな中で私一人が読経をさせていただきましたが、さすがにこんなことは初めてです。
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午後も風は残ったので折角張った山門の幕もはためいていましたが、夕方にはそれも落ち着きました。ただ「夕べから今朝にかけての寒さは何?」という感じで、いつもなら蹴飛ばしていた掛け布団もしっかりとかけ、今朝は慌てて長袖のTシャツを出して着たほどです。これが春先ならば『三寒四温』と言って春風を待ちわびるのでしょうが、今の時期にはとてもじゃないですがついていけません。本当に、半年ぶりに「寒い!」という言葉を口にしたほどですから。

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