住職のひとりごと

鳥取市にある浄土真宗本願寺派のお寺、淨宗寺の住職日記です。基本は毎日更新です。

今日は4年振りに実施されている連研の2月目です。駅から近い市内寺院ということで、毎回当寺は会場(当然に講師も)になっていましたが、今回は坊守が昨年の11月に往生して昼食や茶菓の接待が困難ということからか、別寺院を会場にした研修会の講師には当てられていますが会場寺院にはなっていません。仮にそうなっていても何とかしたのですが、これも「気を遣ってもらったのだ」とありがたく思うことにしました。
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ところで、ここ数日の夏日のせいか、いつもは元気な鉢植えの杉苔は水が切れているのかチリチリになっています。これでは水やりが必要になりますが、5月から散水したことは今までに経験がなく、これも異常気象のせいかと驚いています。このままいくと真夏は一体どうなるのでしょうかねぇ。

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急に暑くなったことに加えて色衣の束帯が行方不明になったこともあり、心理的にも落ち着きません。勿論《歳》のせいもありますが、このところウッカリが増えているように感じます。一度しまったものをどこにしまったのか思い出せなかったり、さっきまで思い浮かんでいた花の名前が出てこなかったりしています。そして、そのようなことを一つ一つ思い出しては「何か失礼なことをしていなかっただろうか」と心配になったりしています。こんな時ほどウッカリ運転も起こりえますので、要注意ですよね。

火鉢の中では一面に茂った睡蓮の葉の下をメダカが涼しそうに泳いでいますが、人間には5月には有り得ない夏日がキツイです。
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昨日のお勤めの時はさすがに冬物では暑く、戻ってから直ぐに夏物の袈裟とともに色衣も法衣箪笥から出しました。しかし、昨年に洗濯から戻ってきたまま箪笥にしまっておいた茶色の色衣を畳紙から出すと、束帯がありません。束帯はいつも引き出しの中にしまっておき、衣が洗濯から戻った時に一緒にするので他の衣はちゃんと束帯も一緒になっているのですが、この色衣の束帯だけが見当たらないのです。その引き出しは当然に他の引き出しも全部調べましたが結局見つかりませんでした。束帯がないとこの色衣は着られないので(他の色衣の束帯を使うわけにもいかない)困っています。束帯だけ購入することは出来ないのでしょうかねぇ。

納骨堂の開錠に行くと、錦ウツギが供えてありました。昨日本堂にお参りされた方の家に咲いていることは知っていましたのですぐにどの方の供花か分かりましたが、以前にその方のご主人からいただいた白の彼岸花が毎秋になると咲くので、秋の彼岸花と共にこの初夏の錦ウツギを見るとその人を懐かしく思い出すことです。昨日お通夜を務めさせていただいたお宅では「庭に咲いた紫のクレマチスが懐かしく思い出されます」ということを話しましたが、本当にそれぞれの人にはそれぞれ懐かしい思い出があるもので、そう考えると、ちょっとしたことでも大切な思い出になるものですよね。もしかするとこのサツキとの出会いも何年か後には大切な思い出になるのかもしれませんよ。
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ところで、私も僧侶として多くの人達の《別れ》の場に立ち会いますが、その方と繋がっているものを見ると、やはりいろいろな思い出が浮かんできます。昨日の一口法話ではその方の法名の意味とともに「自分の中にその人の思い出があるということは、その人が今でも生き続けているということです」と話しましたが、もしかすると自分自身にも言い聞かせていたのかも・・・。

今朝も夏日を思わせる青空になっています。隣の公園では錦ウツギが白から赤へそして深紅へと色を変え、境内のアジサイの蕾も少しずつ膨らみ始めました。しかし、君子蘭は結局クリーム色の1鉢だけが咲いて、後のものは去年の猛暑に負けたのか蕾をつける様子もまったくなし。この寂しい鉢の姿を見ていると、昨夏の猛暑(酷暑?)の再来が不安に思われることです。
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もっとも、郵便物の30%値上げのニュースだけは逆に、思わず震えが来る思いです。今でも寺報の発送やご法事の案内等で相当の金額を通信費として支出しているのに、これに年賀状の代金が加わると大台を超える金額になりそうです。しかも「来年は赤字が解消されるが、翌年の再値上げもあり得る」とのこと。今年の納骨堂合同法要は葉書での案内をやめて少し早めに寺報と一緒に発送しましたが、このままでいくと年末号の寺報に《年賀の挨拶》も加えないと、本当に寺院会計がアップアップするかもしれませんね。

目の前には窓辺に植木鉢が置いてあり、昨秋に挿し芽をしていたベゴニアが花を咲かせています。今まで一度も成功していなかった挿し芽(挿し木も)でしたが、今回は専用の土を使ったためか上手くいって元気に茎を伸ばし、今朝初めて開花したのです。
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何事も上手くいくと嬉しいものですね。
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朝方に庭に出て鉢植えを見ましたが、これ以外にも同じ時に挿し芽をして根付いたバラとアジサイがそれぞれの鉢で何とか育っています。でも、なんとなくヒョロヒョロした茎なので心配もしています。やはりバラとアジサイは茎の形状の違いで水揚げに原因があるせいだとは思いますが、これで地植えしても果たして大丈夫か心配です。そう言えば雪割草も地植えしてやらないといけない時期ですが、頭では分かっていてもなかなか実行に移せないのが問題ですね。

当寺のお墓の左側と前(納骨堂の裏側)には椿が10種を超える程ありますが、これらはすべて亡母が生前に植えていたものです。当時(半世紀以上前)は初夏になると若桜橋の下に植木市が出ており、その頃茶道を教えていた母は毎年のようにそこから植木を買い求めていました。それが今では枝が絡み合って風の通り道が無い状態になっていますが、その傍らに1本のバラがあります。これは私が植たバラ(確かクイーンエリザベスだと聞いています)で結婚前からあるもので、坊守は初夏になるといつも台所の窓を開けてこのバラと塀際に咲いていたアジサイの花を見るのが好きでした。
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アジサイの方は塀の全面改修の時に抜いたので今は小さな株になりましたが、バラの方は今でもあります。ただ、あまりにも椿が大きくなりすぎたので椿の陰に隠れるようにして身を縮めていて、花も小さなものを咲かせるだけでしたが、昨秋の剪定が上手くいったのか今朝は大きくきれいな花をつけています。今朝は冬の間締め切っていた窓を久しぶりに開けて前庭を見ましたが、坊守にもこのバラを見せてやりたかったですね。

昨日は晴天の中に納骨堂安置者合同法要をお勤めいたしました。参拝者も22名あり、本堂での読経と焼香に続いて納骨堂でも読経と焼香と続いてお茶とお菓子での接待。様々な事情で日頃お参りされていない方もお参りいただき、ありがたいこととと思っています。ただ、連日の多忙が重なったせいか(それとも《歳》のせい?)今朝は少し疲れ気味です。松の下では黄色の薔薇が咲いていますが、こんな時は花を見ても元気にならないものですね。
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朝と夕には本堂と内仏をお参りをしていますが、ここ数日布袍を掛ける時に何故かハンガーが引っかかるので、よく見ると襟の所が少しほつれていました。そのため、今朝の(お参り後の)仕事始めはその繕いです。放っておくとほつれが大きくなって困りますから・・・。

昨日の仏婦総会は無事に終わりましたが、問題なのは私の方。讃歌を流すの機械は最初は良かったのですが、2曲目の音が出ず。説明書を読んで最後の『恩徳讃』はなんとか大丈夫でしたが、慌てたせいか途中で念珠の紐が切れて玉が散らばったりと、本当に散々でした。
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16日と17日は本山の宗会議員選挙人名簿の確認があったので、一昨日の午後から小雨がぱらつく中を鹿野まで行ってきましたが、鳥取道を戻る途中で久しぶりに虹を見ました。湖山池の方から鳥取道を越えて山の方まで伸びている虹でしたが、残念ながら運転中のためにじっくりと見ることは出来ませんでした。しかし、虹なんて本当に何10年ぶりという感じでしたね。

今日は当寺の仏婦研修会と総会があります。まだ一口法話については確定していませんが、何を話すかは『川の流れのように』ではありませんがその時の流れに応じて・・・となりそうです。
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ところで、前月の研修会の時には機械が異常を来してCDが回らなくなり、仕方がないのでアカペラになりましたが、今月は(格安の)携帯型スピーカーを購入したので何とかなりそうです。ただ《機械音痴》のうえに新しい機械の操作には慣れていないので、最初はウロウロするかもしれませんね。なお、この携帯型スピーカーで讃歌を流すときは1曲ずつ録音しておく必要があるので、それは若い者に任せました。

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