住職のひとりごと

鳥取市にある浄土真宗本願寺派のお寺、淨宗寺の住職日記です。基本は毎日更新です。

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昨日は「いよいよ8月です」と書きましたが、今日は「いよいよ塀の全改修工事です」と書くことになりました。道路沿いのコンクリート製の塀と西側のブロック塀を全撤去して新しく作り替える工事で、今日はまず最初に境内にあるお墓2基の移動です。ブロックと違ってコンクリートの場合には地下にT字型かL字型の基礎を作って支えにする必要があり、そのために基礎部分に引かかるお墓を完成まで移動させないといけないのです。勿論そのことはご了解をいただいていますので、今朝から始まる仕事の最初がそれになります。(その前に読経もします)
最終の形は今まであった塀と同じ瓦を乗せた姿ですが、完成まで2ケ月。その間は車両の通行にも迷惑をかけることになりますが、《100年先までもつお寺と門徒の宝》を造る工事ですから、申し訳ありませんがよろしく。なお、ご門徒には寄付を一切募らないで行う今回の大工事は、おそらく私の最後の仕事になることでしょう。工事の途中や完成した時にはこの欄でも写真を載せたいと思いますが、今日の
写真はまだありません。あしからず。

いよいよ8月に入りました。旧暦では『葉月』ですが、緑一面だった大山が楢枯れで所々真っ赤になっています。幹の中に入り込む虫のせいだそうですが、中学生の時に朝早く起きて大山登山をしたことが懐かしく思い出されます。山頂近くの尾根が狭く、ちょっとでも足を滑らせると石と一緒にずり落ちそうで怖かったなぁ。
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ところで、大山とはまったく関係ない話ですが、「メキシコの女子ソフトボール選手がジャージーをゴミと一緒に捨てて帰国した」とのニュース。初めは「ジャージでは?」と思いましたが、何度見ても《ジャージー》と書いてあります。練習や試合の時に着るものだということは確かですが、いつも《ジャージ》と言っていたので「??」でした。手荷物の超過料金を避けるために捨てていったとのことですが、それにしても国の代表者として着た《勝負服》をゴミとして捨てるとは・・・。しかも、「超過料金を支払うのがいやだから」と言いながら宿泊施設の布団を代わりに詰め込んでいたとのことですから、もう「何をか言わんや」です。最近では意識して室内にポットやテレビ等を置かない(特にホテル)という所もあるそうです。理由は「黙って持ち出されるから」とのことですが、今回は国の代表である証拠のジャージーの廃棄と施設の布団の持ち出しですからね。「国の恥だ」と別の種目の選手がSNSに挙げたのも仕方のないことでしょう。

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7月も今日までです。オリンピックとデルタ株で右往左往の1ケ月でしたが、TVもラジオも新聞も、「日本がメダルを◯◯個取った」という報道ばかり。世界一とか世界上位の選手が次々と敗退する中を若手が頑張っている結果ですが、世界の中にはコロナ禍で参加できなかったり体調の維持に難しいという選手もいるとのことから、オーストラリアではメダルの数を言わないことにしたそうです。「スポーツの祭典」であり「アスリート同士が持てる力の限り戦う」ことを目指したオリンピックでメダルの獲得数を競う方がそもそも間違っている以上この決定には大賛成で、どこかの総理も《次の政権を得るための道具》としないで見習うべきです。
そういえば、「安全安心の大会」を約束したはずの今回のオリンピックですが、首都圏だけでなく鳥取でさえもデルタ株による陽性者の拡大でパニック寸前ですが、それでも中止は考えていないという大会。そんな《無観客》の会場の寂しさを紛らわそうというのか、女子ホッケー会場ではゴキブリが観戦(?)していたとか・・・。とことん「呪われた大会」なのでしょうかねぇ。

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ここ1週間程前から出てきた右膝の痛み。寺報の原稿やいろいろな書類を作るために机に向かって事務仕事をしていましたが、1時間半ほどすると急に膝頭に痛みが発生。曲げても伸ばしても痛いし、椅子から降りて屈伸をしようとしても、まず膝が痛くて伸ばせない。それから後は何かをしようと中腰になっても痛みが。この痛みは《常に》ではないので少し安心ですが、来客で急に立ち上がった時などは痛みで膝が伸びないということもあって困り、遂に病院へ。結局は(多分そうだと思っていましたが)「歳とともに筋力が・・・」という診断。医師の言葉に従って昨夜は《足の筋力を高める運動》というものをしてみましたが15回程度でダウンしそうになり、「こんなに筋力が落ちているのか」とWショック。教員時代には体育祭で生徒と一緒に3000m走ったり部活動で一緒にラケットを振ったりしていても何ともなかったがこれですから、やはり退職後の《運動不足》のツケなのでしょうね。しかし、そう考えると教員って仕事は思った以上に重労働だったのだなぁ。
(紫陽花の向こうではプーさんが・・・。窓辺で暑くないかなぁ)

連日の3000人超となった東京を合わせた1都3県で全体の70%近くの陽性者を占めるですが、それよりも鳥取県東部に発令された『デルタ株感染厳重警戒宣言』の方が深刻です。何しろ鳥取県は全国一感染者が少ない県としてその《押さえ込み》という対処法も注目されていたのですから。そのこともあって、「今年はお参りをする」と寺報にも書いていた盆参りを急遽《中止》とせざるを得ません。そのために一昨日から今朝にかけてその連絡文書の作成と発送準備で大わらわです。特に一昨日などは文書作成で夜中の1時半頃までかかりましたから・・・。
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ところで、過日この欄に書いていた塀の全撤去と改修工事の日(8月2日)も決まり、昨日は近所の家々に交通事情の報告も兼ねて業者と一緒に挨拶に回りました。中には「報告が遅い」と怒鳴られたお宅もありましたがとりあえず快諾いただき、次は工事に取りかかる直前に塀の側にある2基のお墓の移動(基礎造りで引っかかる位置のため)の読経です。2ケ月かかる大工事ですが、《世界遺産》ほどではないにしてもお寺とご門徒の大切な《宝》ですから、今後100年も200年も残るしっかりした立派な塀にしたいものです。昨日も写真を載せましたが、山門から続いているこの外観も見納めになります。

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道路沿いの塀の瓦を取り除いてからしばらく経ちましたが、最初の予定よりも3週間遅れで8月2日から塀の全撤去と改修工事に取りかかることになりました。最初からあったコンクリート製の塀に上塗りして新たに瓦を乗せた(写真は瓦を下ろした姿)のが昭和61年ですから、土台だけでも70年以上、現在の形になってからでも35年は経っています。今回の改修工事にかかる費用も予想していた以上にかかります(ただし、総代会でも寄付は募らないことになりました)が、この工事は「最低でも100年はもつもの」という考えの元に全面改修するものですから、工事期間も基礎からやり直しとなるので2ケ月間になり、その間の道路は朝から夕方まで車両通行止めになります。何かと迷惑をおかけしますが、寺院の宝であるとともにご門徒の宝でもあるものを造り上げる工事ですので、ご理解ください。
(この塀を全撤去すると、植木にも移植や根を切る等の多大な影響が出るとのこと。心配です)

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昨日はノウゼンカズラの蕾が全くついていなかったことを書きましたが、今年は草花にとって本当にいろいろなことがあります。何年の前に1度咲いたことのあったノカンゾウが今年も咲いた(正しくは「咲いていた」)のです。ただ、枯れ果てた姿でそのことに気づいたのですが・・・。これが本当の『後の祭』なのでしょう。いつも見ていたのにどうして今回は気づかなかったのか不思議ですが、結局は《暑さ負け》で除草で外に出る時間が減ったためなのでしょう。折角ホームセンターで除草剤を購入したのもそのままですしね。ただ、そんな猛暑をものともしないでヤブ蚊は元気です。玄関戸を開けっ放しにして来客と話しているとすぐに近寄ってきますので、今朝は火鉢に蚊取り線香を入れて玄関先に出しておきました。これで少しは効いてくれるといいのですが・・・。

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昨日は年に1回の納骨堂清掃日です。「どうしてこの暑い中に」と思われる人もおられるでしょうが、逆に言えば「濡れた場所もすぐに乾く」からです。もっとも作業する人は汗だくですが、お蔭で納骨堂の参拝室だけでなく遺骨安置室も掃除していただき、参拝室の汚れ(花粉や土汚れなど)を落としてもらって、スッキリとしました。写真はそれに使われた用具の一部ですが、暑い中ありがとうございました。
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ところで、7月中旬頃から気になっていることがあり、昨日はそれの確認に。と言うのも、あちこちでは満開になっているノウゼンカヅラですが、当寺では今年は全く花を見ていないのです。「遅れて咲くだろう」と思っていたのですが、さすがに今になってもその片鱗も見せないので心配になって確認に行ったのです。結果は「全く蕾がついていない!」毎年秋になると剪定して裸木にしても次の年には新しい枝がぐんぐん伸びて夏には満開の花をつけていたので「今年も当然に」と思って安心していました。それが、今年は1輪も花を見せないのです。一体なぜ??

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やっと始まった2020東京オリンピックですが、昨日の開会式は全く見ていません。前回(昭和39年)の大会では、その年に新成人になった人が上下とも白の体操服(確か、胸には日の丸が?)でトーチを持って競技場の入り口から聖火台まで一気に走り、右腕を高く掲げてから聖火台に火を移したあの開会式は今でも鮮明に(ついでに言うと、三波春夫の『東京五輪音頭』もヒットしました)覚えています。また、先生が授業中に会議室のTVで見せてくれた試合もありましたが、《東洋の魔女》と呼ばれていた女子バレーの最後の1点が相手のネットタッチだったこととか、水泳の表彰では日章旗に折り目がついていたことなどもなぜか覚えています。また、『戦後の日本の復興』を目指したこの大会の目玉として進めていた新幹線が10月1日に初めて東京~大阪間を走ったことや、この大会を記念して10月10日が『体育の日』という祝日になったわけですが、それに比べて今回のオリンピックで記憶に残るものって、一体何があるのでしょうか?思い返しても、大会のメーンテーマである『原発事故からの復興』がいつの間にか消えたこととか、大会責任者の数々の醜聞と辞任劇。そして何よりもコロナ禍による度重なる《自粛要請》という国民の苦悩よりも次期選挙しか頭にない総理の姿しか出てこないのですが・・・。

昨日の朝の水まきではご門徒の墓の横にある牡丹や紫陽花にも水を飛ばしましたが、その時濡れた石段に足を取られて左腰の上側をぶつけてしまいました。そのせいか今でも腰を曲げると痛みが走り、盆を前にしてうろたえています。2週間前は右の二の腕を火傷して今回は打撲。つくづく身体の反応が鈍くなっているのを感じている昨今です。
2018-03-13 09.33.52
ところで、いよいよオリンピック開会式ですが、直前になっても出てくる不祥事の連鎖。今回は開会式の総指揮である人が以前に話のネタとして使ったホロコーストの表現方法が「数百万人を虐殺されたユダヤ人に対する冒涜」として「これは大問題になる」と考え、慌てて解任したものです。その処置は当然と思いますが、ただ気になったのは中山防衛副大臣がその団体に直に連絡したこと。そのことは「私がそこに連絡した」とSNSで書いていますが、中山副大臣は(トランプ支持者とも言われている)以前にもツイッターに「我が心はイスラエルとともにある」と書き、「特定の国を支持しない」という国の方針に反するとして政府から厳重注意を受けた人物だからこそ、今回のツイッターからも自分を誇示したい意識がありありと見えてきます。今の政府関係者には問題が起きても何とかして責任を回避しようとする意識と、「何とかして《自分の手柄》を吹聴したい」という二つの意識に凝り固まっている者ばかりと感じられるのは、行き過ぎでしょうか?

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