住職のひとりごと

鳥取市にある浄土真宗本願寺派のお寺、淨宗寺の住職日記です。基本は毎日更新です。

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昨日は雨後による高湿度で蒸し暑く、ご法事の時のエアコンが適切かどうか悩ましい一日でした。そんな中に投函のために外出すると微かに聞こえてくるニイニイ蝉の声。一昨日は「この雨が上がると夏が来るなぁ」という声がご門徒から聞こえましたが、蝉の声にそのことを実感したことです。
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ただ、今朝もラジオから聞こえてくるのは福岡や大分や山口での大雨洪水による《特別警報》という緊急放送。ただいまは8時ですが、アナウンサーの「生命の危険を伴った大雨」という逼迫した声が聞こえてきます。大雨によるダムの緊急放水もあるようで、ますます緊迫した声になっている現在です。鳥取では前の川も水量もたいしたことはなく、雑草が勢いよく伸びている土手の上には薄青い空が見えていますが、該当する地域では度重なる警報で身も心も安まる暇が無いのではないでしょうか。先日の土砂崩れで本堂が壊された熊本の寺院は同じ浄土真宗のお寺でしたが、これ以上被害が出ないことを願っています。

やっと法座も終わりましたが、御講師は美祢の方なので帰りの列車が心配。それでも(山陰線は運休)因美線が動いていたのでその時間にあわせて法話の時間を短くし、大慌て出られました。お参りの人達にはお斎が出来ないので代わりのお弁当をお渡しし、我々は慌てて本堂内の荘厳や山門の幕を撤去しました。と言うのも、夕方にご法事があるのですが、車椅子の方のために車を参道に入れる必要があり、そのためには幕を外さないと邪魔になるからです。
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一応の撤去は済んでもまだ今朝も本堂と納骨堂の供花の活け替えをしたりバタバタですが、やっと落ち着いたのでPCを打ち込もうとすると文字入力が不可。結果は何のことはなく「電池が切れている」とのことでしたが、本当に慌てている時はこなんものですね。一息ついたら盆参りの案内を兼ねた寺報の製作に取りかからないといけないので、まだまだ当分は多忙の日が続きそうです。

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昨日は全国的に気温が高く、天気予報では列島が真っ赤になるほどでした。しかし、夜間から今日にかけて中国地方も大荒れになるとのことで夜中には遠雷が聞こえてきましたが、現時点ではそれほどの雨になっていません。午後からが心配ですが・・・。とにかくわずか2日間の法座ですので、今日も頑張って聴聞させていただくつもりです。

いよいよ今日と明日の午後から当寺の永代経法座が始まります。掃除や供物・供花、そしてお手伝いの方々の依頼と弁当の手配等々は坊守がしてくれたものもありますが、やはり当日が来るまでは気が休まりません。昨日は慌てて山門に幕を張りましたが、山門用の幕は車の出入りなどで裂けている所もあり、縦横共に少し大きいのですが向拝に張る幕を使っています。
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このようにバタバタした永代経法座ですが、報恩講と合せて年に2回だけの御講師による法話ですので、じっくりと聴聞したいものです。

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ただいま午前4時30分。今日は明日から始まる永代経法要に対する準備の総仕上げで大忙しですが、私の定期検診もあるので、いつもよりも早く起き出してこれを書いています。なにしろ病院の受付(8時)に遅れると検診も遅くなり、供花の買い出しも含めて準備に取りかかる時間が順送りになるので、《逆算》で動かないといけないのです。そのためには真っ先に納骨堂の解錠と供花の取り替えをしないといけないので、今日の書き込みはここまで。と思ったのですが、外に出て見ると道路にはノウゼンカズラの花が散り積もっており、境内も(秋でもないのに)公孫樹の青葉か散り落ちていました。教員時代には正規の授業前に《0限授業》というものがありましたが、これらの掃き掃除をしていてそれを思い出したことです。(写真は公園の植え込みにある柚子です。まだ青々としていて、《小学生》程度でしょうかねぇ)

結局、昨日の裏庭の除草は5時30分~6時30分という1時間のフルタイムでやっと終わりましたが、あちこちに蔓延っているゼニゴケだけはどうにもなりませんでした。しかし、何故か当寺には千両が根付きにくいのに万両はあちこちに生えています。狭い裏庭にも数えてみると10本近く新芽が出ているので、「中程に出ているものは切ってしまおうか」と思ったこともありますが、とりあえず除草に焦点を合わせて(ヤブ蚊を追い払いながら)の作業。フルタイムでの作業で疲れたので建物の陰に隠れている草までは手が出ませんでしたが、それでも目についた草がなくなったのでホッとしています。もっとも、廊下から正面に見える2本のオダマキだけはまだ残したままにしています。ただ、隣の公園では名も知らない植物が茂っていますが、ここは手を出せないのでそのままに・・・。
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今日は月参りがあってバタバタするのでご門徒に清掃のお手伝いをお願いしていますが、快く引き受けていただき、本当に有り難いことです。

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今週の金・土は当寺の永代経法要が控えていますので、寺報によるご案内など1ケ月前からその準備でバタバタとしていましたが、いよいよ近づいてきましたので最後の準備(供花、供物、清掃等)で大忙しです。そのために今朝も5時前から起き出して動いていますが、先ずはこの欄の記載から。と言っても長々と書く時間がありませんので、今日はここまで。あまりバタバタするとミスが出るのですがねぇ。

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今朝は打って変わって晴れ渡わたり、青空の下では風が気持ちよく吹いていました。しかし、この気持ちよさも数時間かもしれません。この後にやってくる猛暑がどれほどのものかは分かりませんが、「涼しい」と感じられる今のわずかな時間を楽しみたいものです。
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納骨堂の前で咲いている桔梗は《秋の七草》の「あさがお」と呼ばれているものですが、これからやってくる猛暑・酷暑の前に少しだけの涼感を与えてくれるこの桔梗の紫色は本当に目に爽やかなものですね。

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昨日のご法事では読経の最中に襟足のところを汗が流れ落ちていくほど蒸し暑く、その後は下着も汗でびっしょり。まぁ、普通のおしゃべりとは違って発声に力が入っていることもありますがね。とにかく、これから真夏の猛暑が続けば「戸を開け放てば自然と風が入ってくる」どころか近所の家で使っているエアコンの熱風ということもありますので、町中の寺院では「本堂にもエアコンが必要」という寺院が増えている現状も納得です。私は1月生まれのせいか特にこの《蒸し暑さ》には弱くて今の季節が大の苦手ですので、早く虫の声が聞こえる9月を熱望することです。
そう言えば、納骨堂の前に置いている桔梗の鉢植えが花を咲かせました。早速にカメラを持って写真を撮りに行くつもりですが、その後で何本か切って室内に飾りたいものですね。桔梗は切ったところからまた新しい蕾が出ますから、それも楽しみですし・・・。

昨日の豪雨では樋から雨が滝のように流れ落ちてきました。晴れている時には気づかなかった樋の状態を雨が教えてくれたわけですが、また晴れたら確認するのを忘れるかもしれません。まさに「喉元過ぎれば・・・」ということでしょうね。
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ところで、昨日は月末の収支決算をするために郵便局や銀行に行きましたが、出かけるときにはパラパラ程度だったので「傘は不要」と思っていましたが、帰りは降りだしてシャツもびしょ濡れ。降る前にはきれいに咲いていた遊歩道の花壇の黄色の花や露草の紫もすっかり元の姿をなくしていましたが、今回の雨で一体周りがどのように変化してくるのでしょうか。なにしろ川の水位の確認に行くものも憚られるほどの降りでしたからゆっくりと花を見る余裕もありませんでしたが、いよいよ今日から7月。これからは文月らしく文机に向かう余裕があればいいのですがねぇ。

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