住職のひとりごと

鳥取市にある浄土真宗本願寺派のお寺、淨宗寺の住職日記です。基本は毎日更新です。

最近は4時半頃に起き出すのが習慣化しているかのようで、今朝も変更なし。ただ、納骨堂の解錠で外に出るとムッとする湿気のために供花の整理をする短時間でたちまち汗が流れてきました。昨日の雨で公孫樹の頭を切り落とした時の木くずや泰山木の落ち葉が流れてきたのか、堂の階段下に置いているシートの周りに固まっていました。何とか掃き集めたいのですが、濡れている時には取りにくいので、乾いてから掃き取ることにします。
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それはそうと、泰山木は古い葉が落ちた後に出てくる新芽の所に花が咲くことになっていますが、今年は蕾が1つしか見つかりません。剪定してもらった庭師からは「少し木に元気がない」と言われているのでそのせいかもしれませんが、八頭高や鳥工高で20年近く前に見た満開の真っ白な花が懐かしく思い出されることです。

とうとう梅雨入りとなりました。私にとって一番苦手な時期です。1月生まれのせいか「寒ければ1枚上に着ればいい」という感じで我慢できますし、暑さも教員時代には生徒と一緒に動きまわっていたほどで、汗をかくこと自体は特に苦にはなりません。しかし、体の中に熱が溜まると途端に体が重くなるようで、動くことが辛く感じられてくるのです。もっとも、盆参りの時の暑さは別ですが・・・。
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「日本には四季がある」と春夏秋冬を愛でる習慣がありますが、本当は梅雨の時期を入れて4.5季節であり、外国の人にとっては最も厳しい時期だと言われています。しかも近年の梅雨期は異常で、毎年のように線状降水帯などという過去になかった(であろう)ものまで生まれています。
「水金地火木・・・冥」と覚えさせられていた惑星の中で冥王星が外されましたが、このままでいくと日本も地図上で温帯から亜熱帯に入れ換えられてしまうかもしれませんよね。

今朝は昨日と打って変わって蒸し暑い日になりそうな予感がしましたが、只今(8時5分)は青空。こうなると蒸し暑さに猛暑が加わり、熱中症の警戒予報が出そうな空模様です。鉢植えの紫陽花はなんとか息を吹き返してきたようですが、それもお昼まで保てるでしょうかねぇ。なにしろ私にとってはこの時期が一番苦手な上に最近は毎朝4時30分起床ということもあり、今までの疲れも加わってダウン寸前なのですから・・・。
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それでも境内を見ると泰山木の落ち葉が目につくし、当寺のお墓の横に植えてある椿の下にたまった落ち葉が気になるしで気持ちばかりが焦ってくるのに、肝心の体の方が同調してこない昨今です。しかも、永代経法座のご案内は済んでもお盆参りの案内をする日が近づいているので、頭はそちらにも向いています。毎年のことですが、この6月から7月にかけてはもう本当にパニック寸前です。

朝起きる度に気になっていた裏庭の草。今年になってから既に2回も草取りをしていますが、ここ数日の伸び方が激しくて目立っていました。そこで昨日は一大決心(?)をして3度目の草取りに励むことに。しかし、苔の中からやっと葉の頭が見える程度の短い草はさすがに抜けないので、その他の草を抜くことにしましたが、なにしろ膝が痛むので中腰や膝立ちは無理。結局いつものように飛び石に座り込んで取りかかりましたが、手前が殆ど終わって奥まで来るとビッシリとは言えなくてもあちこちに葉が伸びている光景が・・・。
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でも、今まで抜いてきた草とは似ていても何となく雰囲気が違うのです。よ~く見ると、今までの草よりもほんの少しですが葉のハート型がしっかりしているし、何よりも細くてもしっかりした茎で力強い感じなのです。そこで気づいたのは、「水道の側に生えているオダマキが飛ばした種から育ったのではないか」ということ。そのため、最終的にそこの部分だけ抜かないで残しておきました。見てくれは悪いですが、本当にオダマキの子ども達だったら抜いたことを後悔しますからね。

「政治家になるには3つのバンが必要」とよく言われますが、某有名女子医大も御多分に漏れず、「関係先に就職(構内に残る者も含めて)する場合の合否は寄付金の多少による」と記された文書が報道されました。まさに《裏金》ならぬ《裏口入学》そのものです。数年前から医大関係の合格者の割合で、男子に有利になるように成績に手心を加えたり合格率に差をつけたりしていたことがあると報道されていましたが、《入り口》のみならず今度は《出口》も「山吹色のお菓子」が必要だとは、「富裕層以外は来るな」と暗に(「堂々と」では?)宣言しているものでしょう。
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私の子どもの頃に亡母が「魚屋さんもうちを素通りする」と言っていたことがありました。これは「買ってもお金が直ぐに払えないから、避けていく」という意味だということは後になって分かりましたが、その母が、私が教員になって初めて給料を持って帰ると「初めて、毎月決まったお金が入る」と一番喜んだことは今でも忘れられません。大学時代にバイトで貰ったお金をお年玉としてあげた時には「初めて子どもからお年玉を貰った」と言っていました(しかも、2年続けて)が、やはり安定しない寺院収入で生活を支えていたので、《定期収入》という事実は大きな喜びだったのでしょうね。もっとも、そのこともあってか、結局は結婚しても退職するまで手つかずで給料袋を坊守に渡すことになりましたがね。

今日の新聞に載っている『万華鏡』には、大人にとって《いらないもの》は子どもにとって《好きに使える宝物》だと書いてありました。そう考えると、確かに普通はゴミと思われる流木や木の切り株が素晴らしい作品になっているものもありますし、捨てられるはずの杉の葉を使って苔に似せた丸い玉にした《杉玉》は新酒の完成を知らせる大切なものとして古くから使われています。着物などでも昔から「捨てるものはない」と言って古くなれば継ぎ当てをし、それも無理になれば小さく切って手ぬぐいや襁褓にしたりして使い切っていました。そして、何と言っても我々が使う七条袈裟や五条袈裟は(今ではきらびやかなものですが)もともとは皆から戴いた布を継ぎ合わせて作っていたものなのです。
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先日のテレビ番組であった、破産寸前までになった町を見事に再生して今では全国から高校留学を望む生徒が来たり、役人商売と言われながら地元の新鮮な魚介類を大手に卸すまでになった隠岐島の町長のモットーが「ないものはない」というものであったことを考えると、要は「あるものをどう生かすか」という意識だけなのでしょうね。
そう考えると、可愛い花が咲いている隣の公園の花壇も、もともとは「《どこにでもある草花》を植た」だけなのですよね。

梅雨入りは蒸し暑くて苦手な時期ですが、それでも長かった夏日でグッタリしていた草木がやっと一息という感じの降雨になりました。そこで、今朝早くに向拝に置いていた鉢植えが雨に当たるように置き場所を変えてやりました。これでガックリと首を垂れていたアジサイもなんとか元気になってくれることでしょう。
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境内と庫裡の周りの剪定も3日目の昨日で終わり、長年手を入れていなかったために枝が絡み合うようになっていた椿を初めとして、公孫樹も八朔も菩提樹もスッキリとしました。亡母が見れば「こんなに切ってしまって!」と怒るかもしれませんが、今のうちに剪定しないと枝が絡まりすぎて風が通らなくなったり肥料不足になった土で木々が枯れてくる可能性もあるので、「10年先を見越して」の剪定だと思ってほしいものです。そして、坊守が「虫にやられて花が咲かなくなった」と嘆いていたクチナシも日陰から解放されたので、今年は是非とも真っ白な花とかぐわしい香りを坊守に届けてほしいものですね。

今朝は4時過ぎに起き出し、葉書の投函のついでに土手に回って歩いてきました。朝一のためか膝の痛みはそれほどひどくなくて済みましたが、これが午後になるとこの距離の半分でも痛くて歩けなくなります。やはり動き回って膝を酷使するのが痛みの原因なのでしょうが、それが仕事ですから仕方ないですよね。
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ところで、先日の火葬場からの帰りに赤と白の夾竹桃が既に満開になっているのを見つけました。隣の公園ではアカバンサスがまだ蕾状態なのに、もう夾竹桃が満開は!大体これが開くのは6月末~7月初旬だと思っていたので今年は半月ほど開花が早いように思えますが、勘違いでしょうか??

昨日は急の連絡が入ってバタバタした上に、鳥取の最高気温はなんと33.3度という、6月中旬にしては有り得ない高温!そのせいか、夜に帰寺した時には襦袢も下着も汗だくでした。その時は疲れ切っていたので、結局白衣や襦袢の洗濯は早朝にしましたが・・・。この時期にこの猛暑では、来月から3ケ月間はどんな以上気温になるのか不安で一杯です。しかも読経には腹から発声(単純な大声ではない)するのに歳とともに呼吸量が減ってきているので、暑さ負けも加わって読経の途中でクラクラしてくることもあります。
少なくとも10年前にはなかったことなので、余計に年齢を痛感することです。(まぁ、2年後には亡父の歳になるのですから、仕方のないことでしょうが)
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昨日載せていた公孫樹の姿もですが、八朔も剪定後はこの姿です。残っている実は《木守柿》ならぬ《木守蜜柑》ですかねぇ。

昨日の暑さは尋常ではなく、朝から多忙で動き回っていたこともあり、夕方になって突然に体がダルくなりました。なんとか夕食の準備をして軽く食べましたが、風呂から上がるとグッタリして横になるのもきつく、8時前からソファーでダウン。夕方は扇風機をかけていたのですが、それでも熱中症の一歩手前だったのかもしれません。それでも休められないのが職業分類上は《サービス業》である寺院の定め。特に土日は多忙になるのが常ですから、今日は倒れないように要注意です。
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そんな中で境内の公孫樹も八朔も剪定してもらい、見た目がすっかり涼しくなりました。特に公孫樹は屋根よりも高くなって樋に落ち葉が詰まるので、頭を詰めてもらいました。写真はその切り取った幹です。本当に猛暑の中をありがとうございました。

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