住職のひとりごと

鳥取市にある浄土真宗本願寺派のお寺、淨宗寺の住職日記です。基本は毎日更新です。

秋風が心地よく・・・とはいえ、やはりまだまだ供花にとっては厳しい暑さです。今朝もどことなく湿った空気が肌にまとわりつくようで、納骨堂の供花もグッタリ。今日は花市に供花を買いに行く予定ですが、店の開く時間までくたびれた花をお供えするわけにもいかず、かといって堂の前に咲いていた桔梗も今朝は萎んでいるし、
IMG_2382
結局堂の裏に最後まで残っていた紫陽花と何故か1本だけ伸びていた鶏頭を切って供えました。
IMG_2391
この分では《残暑見舞い》という言葉は当分の間必要なようですね。

県の新型コロナ拡大に対する予防に対して補助する制度は寺院にも運用されることを知ったのが2日前。当寺ではコロナ禍拡大を予想して予防のために既に2年前から各種の除菌機器を設置していますが、《年度》のために補助金申請は無効です。もっと早く知りたかったですね。
IMG_2386
IMG_2385
ところで、ご門徒からいただいていた紫陽花(「ひな祭り」という名前とか)の鉢植えをやっと剪定しましたが、切り落とした小枝をプランターに挿しておきました。上手く根付けば来年は株が増やせるのですが、あいにくと《挿し木》は下手。バラも紫陽花も今まで何度となく挑戦したのですが、ことごとく失敗。せめて今回は何とか成功したいものです。

IMG_2393
(これが昨日書いた宗旦木槿の写真です)
ところで、いよいよ夏休みが終わって2学期が始まりますが、学校関係者が心配しているのが冷房生活に慣れた身体の高気温に対する適応能力です。あの猛暑続きにおけるコロナ対策で「命を守るために、エアコンの適宜活用を」と言い続けたまではいいとしても、新学期の開始はそのまま猛暑の中での体育やエアコンのあまり効かない教室での授業の開始。つまり、今まで体温調整を冷房に合わせてきた身体が直ちに猛暑に対応できるのか、ということです。確かに人間には《適応能力》が備わっていますが、「昔と違って今の子ども達は真夏の太陽の下で外を駆け回って遊ぶということをしなくなったことから、その能力に陰りが生じている」と言われるいる上にコロナ禍で外出を制限されて仲間と集まってわいわい騒ぐことが出来なかったのですから、関係者にとっては不安材料が増えたことになります。まぁ、太陽の下を蝶や蜻蛉を追ってあちこち駆け回り、喉が渇けば草陰を流れている山水を飲んで癒すという《原始生活》を当たり前のように過ごしていた我々の子ども時代を、近くに自販機があっていくらでも水が手に入る時代に育っている子ども達に当てはめる方が異常かもしれないですね。

実にユニークな名前の《さるすべり》。樹皮がないので「猿でも滑って登れない」ということのようですが、それはそれとして今まで3種類の花を見ました。当寺にあるのはピンクで隣の公園には白色、そして他にも赤色の花があります。他にもあるかもしれませんが、この花を漢字で書くと《百日紅》であり、その名のごとく7月から今に至ってもまだ花が咲いています。
IMG_2372
そんな中に、参道からはドウダンツツジの陰になって見えませんが、宗旦木槿が2輪咲いていました。もともとこの木は裏に大きく枝を伸ばして咲いていたものですが、離れを改築した時にいつの間にか絶えてしまったので、わずかに残っていた1本の幼木を移植していたものです。植えた場所は栄養分が殆どない真砂土でもあったので果たして育つかどうか心配していたものがやっと10年経って咲いたのですが、気がついた時はもう萎む寸前。そのために写真を撮る時間がチャンスがなくてここに載せることが出来ないのが残念です。
当寺にはかつて3種類(宗旦、真っ白、青紫、ビンク)の木槿とピンクの芙蓉が咲き誇っていた頃がありました。そして、その他にも紫式部や十二単等の植物とともに二階に届きそうなほどに育ったピンクの山茶花や10数種類にも及ぶ椿たちが咲き誇っていました(20年以上も前のことです)が、今では狭い土地に密集したためか殆どが絶えています。それらを思い出すと、何か懐かしいとともに寂しい気持ちにもなることです。

やはりと言うか、岸田政権には国葬を断念する気配が全くありません。しかし、それほどに国葬が正しいと思っているなら、臨時国会の開催を無視せずに堂々と開いて正当性を説けばいいだけのこと。それが出来ないからこそ「しないのは馬鹿だ」と反対論を揶揄するだけになっているのでは?しかも、「かかる費用は2億6千万円」と言いながら付け足しのように小声で「警護の費用は含まれていない」と言うのは、まるで気づかないほどの小文字で書いた《但し書き》のある契約書を作って、「ちゃんと契約書にも書いてある」とすごむどこかの業者にそっくりです。その費用も「自分のものを使って何が悪い」と言っている用ですが、元はすべて国民の汗と涙の結晶なんですよ。おまけに、あなたたちが条件の一つに挙げている「歴代最長の就任期間」にしても、裏を返せば規定にある総理の就任期間(最長期)を自分たちに都合のいいように勝手に変更しただけのことでしょう?
IMG_2376
今回の岸田総理の「国民の意向については、終わった後の様子で見るより他にない」という言葉には「オリンピックでもそうだったし、どうせ次の衆議院選挙でも自民党の圧勝だから・・・」という傲慢な態度が透けて見えますが、どうせなら「やらない方が馬鹿だ」と言った二階さんの発言の方が、馬鹿げていてもある意味《正直》に見えるのはどうしてでしょうねぇ。

少しだけ心待ちにしていた雨も降らず、ただただうっとうしいだけの1日でした。そんな中で向拝の庫裡側にある敷石のコンクリが剥離して3日前に2mの長さの石が外れてしまいました。どうも設置工事をした時に隙間があり、そこから入った水が凍結と解凍を繰り返すうちにコンクリがもろくなったようです。なにしろ山門を建立した時(昭和62年)に参道と向拝にも敷いたものですから、もう40年。あちこちが痛んでくるのも仕方ないですね。それでも教え子の業者が直ぐに手配してくれたので、夕べには修理完了。やはり「餅は餅屋」ですね。残念ながらその時の写真は撮っていないので、今日は公園の風景にしましたが・・・。
IMG_2371
ところで、昨日は二十世紀梨の初競りが大阪であり、なんと1玉1万円!それでもさすがに1枚500万円超の蟹には負けますが、そんな《高級品》を食べる人っていうのは一体どんな人なのでしょうかねぇ。

今朝もいつもと同様に動いた後で「やっと一息」と朝食にしましたが、jまだ7時なのに窓から見えた外は真っ暗。外に出てみるとそれなりに明るいのですが、それでも朝5時程度の明るさです。「これは大雨の前兆か?」と慌てて納骨堂の前にグリーンの敷物(参拝者の水たまりよけ)をセットしましたが、こんな暗い朝は今夏で初めてです。寺の前を流れる袋川では水量が減って水草に絡まれないように泳ぐ鯉がいますので「断続的に雨」という予報も彼らにとっては嬉しいことでしょうが、この暗さには少なからず大雨の不安を感じます。(そのため、雨に遭わないうちにと思って直ぐに封書を投函してきました)
IMG_2381
しかし、《トトロの森》の楢枯れではありませんが、当寺の山椒もこの夏の猛暑負けなのか葉が白くなった部分が見られるので、やはり「ここでしっかりと一雨ほしい」という気持ちがあることも否定しませんがね。

盂蘭盆から既に1週間経ちました。蝉から蟋蟀へと自然の声も変わり、1日1日と秋の気配が深まってくるようです。(もっとも、まだエアコンは手放せませんが・・・)この間を利用して整理しておいた納骨堂やお墓の供花を昨日は焼却場まで持っていきました。
IMG_2378
IMG_2379
市営の焼却場は開始早々に不備が見つかって使用中止になったので、それまで稼働していた所へ自分で運転して持っていったのですが、70ℓのゴミ袋4つとダンボール箱1つでもかかった費用はわずか480円。これを業者に依頼すると10倍以上の請求が来るので、盆前(除草も含めて)と盆後の2度に渡った清掃活動では納骨堂もお墓も綺麗になる(自分だけ疲れましたが)し処理費用も少なくて済むし、いろいろな意味で助かりました。
でも、あまりのんびりしてはおられません。どうせまたすぐに草が伸びてくるでしょうから・・・。

昨日は午後からずっとラジオを聞きながらの時間を過ごしていました。勿論聞いていたのは甲子園の決勝戦です。「テレビで見ればいいじゃないか」と思われるかもしれませんが、TVでは《見る》《聞く》という両方が必要になりますが、ラジオでは《聞く》だけ。しかし、ラジオのいいところはその場面を《想像》出来ることであり、TVなら「しまった。いい場面を見過ごした」となるのでしょうが、どこにいてもラジオさえあれば一体感が得られるということです。
IMG_2368
まぁこんなことが言えるのは、貸本屋とラジオしかなかった子ども時代とラジオが生活の中心を占めていた学生時代の名残かもしれませんね。(就職して初めて貰ったボーナスで買ったものがビクターの4CHステレオと『四季』のレコードだったのも、今では懐かしい思い出です)

昼間はまだ暑いですが、1日1日と秋風を感ずるようになりました。昨日は本堂でのご法事の後で因幡霊園までお墓参りに行きましたが、途中の田圃では稲穂が少し色付いているようです。もっとも、運転中のために目の隅に映った程度ですから明確ではありませんが、盆の時には葉が伸びていただけの田圃にも出穂の兆しがありましたから、少しずつではあっても季節は秋になっているということでしょうね。昔から「秋の日はつるべ落とし」とも言われているので目に見えて秋が深まっていくことを期待しているのですが、額や首筋にかく汗にタオルが手放せない現状では《期待薄》かもしれませんね。
IMG_2367
ところで、数日前にここに載せていたノウゼンカズラの花ですが、やはり昨今の風雨ですべて散ってしまって枝ばかり伸びてします。昨冬に頭を止めた境内の公孫樹もその分の栄養が下枝に行っているのか葉が例年の倍の大きさになったり枝が横に伸び放題になったりで、先日も建築業者の方が落ち葉で樋が詰まるのを心配しておられました。

↑このページのトップヘ