住職のひとりごと

鳥取市にある浄土真宗本願寺派のお寺、淨宗寺の住職日記です。基本は毎日更新です。

昼間はまだ暑いですが、1日1日と秋風を感ずるようになりました。昨日は本堂でのご法事の後で因幡霊園までお墓参りに行きましたが、途中の田圃では稲穂が少し色付いているようです。もっとも、運転中のために目の隅に映った程度ですから明確ではありませんが、盆の時には葉が伸びていただけの田圃にも出穂の兆しがありましたから、少しずつではあっても季節は秋になっているということでしょうね。昔から「秋の日はつるべ落とし」とも言われているので目に見えて秋が深まっていくことを期待しているのですが、額や首筋にかく汗にタオルが手放せない現状では《期待薄》かもしれませんね。
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ところで、数日前にここに載せていたノウゼンカズラの花ですが、やはり昨今の風雨ですべて散ってしまって枝ばかり伸びてします。昨冬に頭を止めた境内の公孫樹もその分の栄養が下枝に行っているのか葉が例年の倍の大きさになったり枝が横に伸び放題になったりで、先日も建築業者の方が落ち葉で樋が詰まるのを心配しておられました。

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昨日の夕方になって突然に腰部に痛みが走り、体を伸ばすことが出来なくなりました。ギックリ腰でないことは分かっているし今は少し収まっているように感じていますが、朝は水替えをした花瓶を持ち上げるだけでも必死でした。何しろ、短歌にしても俳句にしても真ん中を《腰》と言うのと同様に「人の動きは腰が要所」ですからね。3年前にも第5腰椎を痛めて整体に通った経験から「もしかすると今回も?」とは思っていますが、今日は日曜だからダメ。それでも法務は待ってくれないので、今日は我慢して勤めるしかないでしょうね。本当に歳には勝てないようです。(スイスイと飛んでいる蜻蛉には《腰》ってないのでしょうかねぇ)

一昨日と昨日の2日は扇風機だけで過ごせたほど気温が(わずかでも)下がった感がありましたが、やはり外に出るとピリピリする陽光を感じます。虫の音が聞こえたとは言っても日中はまだ蝉の支配下にあるようですが、それでもうるさいほど聞こえていた油蝉の声が少なくなり、今では代わりにアキアカネがすいすいと飛んでいます。すっかり散ってしまったと思っていたノウゼンカズラが最後の力を振り絞って咲いていますが、これも数日後には散ってしまうでしょう。本当に盂蘭盆が過ぎたとたんに一気に秋の気配濃厚となりました。(もっとも、月末の電気料金が怖いですが・・・)
ノウゼンカズラ
しかし、今朝は開け放った窓からどんよりと曇った情景が見えていますが、《秋雨前線》の影響なのでしょうか?郊外に出ると既に出穂した田圃が連なっていますが、人間だけでなく小雨と猛暑の夏を耐え抜いた稲達にとっても、何事も《適度》であってほしいですね。

歳のせいか今朝も5時前に目が覚めてしまったので、盆の間気になっていた裏庭で伸び放題になっていた草を抜きに起き出しました。1時間かけて何とか(落ち葉も含めて)きれいにしましたが、家に入りかけた時に除草の道具がないことに気づき、慌てて裏庭に行って探したものの見つからず。ゴミ袋の中まで探してもありません。また後で探してみますが、最近はこんなウッカリが増えた気がします。
ところでこの裏庭ですが、しょっちゅう野良猫がやってくるせいか、ほとんどの苔が赤茶色になっています。本当なら今の時期は青々とした苔が庭全体を覆って目にも涼しそうに映るのですが、それが赤茶色では逆に暑苦しい感じです。せっかく除草したのに、これではガッカリです。
赤い薔薇
ピンクの薔薇
隣の公園ではピンクと赤のバラが花をつけていますが、ピンクのバラはかつて亡母が植えていたものを移植したクイーンエリザベスだと思います。花一つにもいろいろな思い出があるものですね。

昨日も書きましたが、不思議にお盆が過ぎた途端に虫の音が聞こえてくるようになりました。
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空も空気も秋の気配を(微かですが)漂わせているように感じます。起き出して最初にすることは玄関や窓を開けて空気の入れ換えをすることですが、あのムッとする空気が少しだけ弱っているように思われる時が秋の気配を肌で感ずる時なのでしょうね。もっとも昼間はまだまだ夏の陽光を浴びており、その陽光を受けて橋のたもとの柳は元気にしていますが・・・。
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盆の片付けも一段落したので、今度は山積みになっている机の上を何とか整理したいものです。なにしろ、盆中はそこまで気を配る時間的(心理的も)余裕がなかったものですから。

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盆法要には25人ほどの方々がお参りになり、本堂で『正信偈』を唱和してから納骨堂でも読経・焼香をしていただきました。
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そして昨日は本堂も納骨堂もすべて元通りにしましたが、またもや汗だくの作業になりました。そして、朝のうちに周辺を回って写真を撮り集めたので、なんとかこの欄に載せることが出来ます。しかし、昨今は猛暑の影響か咲いている花も殆どありません。今朝は久しぶりに虫の音が聞こえてきましたので、「やっと秋の気配が・・・」とは思いましたが、やはり湿度の高い暑さは変わらないですね。

連日のうっとうしい湿気で梅雨に戻ったのかと思われるここ数日の天候ですが、そんな中で今日は盂蘭盆の最終日です。納骨堂や本堂へのお参りも次々とあり、供花が壷からあふれるほどになっています。昨日は《満員電車》並の状態から少しでも息がしやすいようにと思って萎れたりしたものを抜き取って水も取り替えるなどしてやりましたが、その途中で顔から汗が流れ落ちるほどでした。でも、これで少しでも花たちがホッとしてくれたら嬉しいことです。
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ただ、ここに載せる写真が切れているので昨日は100年前の当寺を描いた絵を載せましたが、今日は10年程前に本山で撮した手洗い場の龍にします。

昨日の朝に降った雨で、一日中ジメジメした空気になりましたまるで梅雨に逆戻りしたかのようです。盆参りもいよいよ大詰め。「待っていた」という方もある一方では「コロナが怖いから」という理由で遠慮される方もあります。ですから、こちらとしてはマスクを外せない一日になりますが、一度「お参りします」と告げた以上はあくまでもこちらの責任ですので、出来る範囲の対応をしてお参りをするのは仕方のないことです。
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今日と明日の残り2日間。最後まで気を抜かないようにして頑張るだけですね。

今朝早い時間(4時過ぎ)の番組で落語家にいろいろとアナウンサーが聞いていましたが、「昔は弟子達が少なかったので練習会をするチャンスも少なく、その分成長も時間がかかった。今は10倍以上の若手がいるので、誰かが練習会を使用と言えば直ぐに大勢が集まって出来る。だから、その分成長も早い」と言っていましたが、「しかしそれは団子状態になるということで、どうしても周りに合わせることになって個性が作られない。」とのこと。「やはり経験が年相応の味を作ることも否めないというところに、《大御所》の深みがあるのだ」という言葉で締めくくられていました。ボーッとした頭で聞いていたので聞き間違いがあるかもしれませんが、納得させられる部分もありましたね。
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やはり『年の功』という言葉には《経験の積み重ね》というものの裏打ちがあるということなのでしょうね。それに対して、核兵器のシェアや軍備費増等を声高かに叫ぶ今の政治家の言葉に何の感動も受けない原因は、やはり挨拶でコピペしたものを読むだけで済ませようとする意識にあるのではないでしょうか。

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今日の新聞第一面には「国葬反対89%」とありました。岸田総理の《顔=存在感》を示すため(?)と言われている国葬ですが、問題は2点。一つはモリカケに関する公文書の偽造に加えて桜問題では実に108回に及ぶ偽証(イギリス首相は即退陣になりました)を繰り返しながら一切説明責任を果たさなかったこと。そして二つは生活困窮者の増大の中で数億円もの国費をそれこそ「湯水のように」使うことです。費用に関しては党費でもいいし、それこと悪名高い『文書費』を1回分党員から集めればおつりが来るほどあるのですから、国民の血税を使う必要はまったくないはずです。しかも、それを決定したのは《密室》ですから、90%に近い拒否が出るのも当然ですよね。葬儀まであと1ケ月。「やってしまえばOK。あとは煙のごとく・・・」ではなく、取りやめにして党葬に切り替えるのも「いつやるの?今でしょ!」

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