総裁選はやはりと言うか、党員票では全国で37の党員から指示を受けながら、わずか7の党員からの指示を受けていた岸田氏に議員票の数で逆転されました。まさに前々回の《安倍ー石破》戦の再来であり、言い換えると「派閥の力学」「民意の無視」とも言える総裁選でした。まぁ、最初から安倍元総理の影響力が相当に関係していたことは明白でしたからね。
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まぁそれはさておいて、今日の新聞には伯州綿の取り入れの写真が載っていました。私も数年前に育てていた綿の花から採った種を残していますが、去年は植え付けに失敗して苗が育ちませんでした。「来年は絶対に・・・」とは思っていますが、実は綿の他にもう一つ育てたいものがあります。それは真夏の青空の下で咲く真っ赤な花の《紅蜀葵》です。かつて亡母が育てていた《芙蓉》や《十二単》や《紫式部》等がいろいろな悪条件が重なって絶えてしまったのですが、その中に《紅蜀葵》もありました。そして、この花には今は亡きご門徒にもつながる思い出の花でもありますので、「何とかしてもう一度境内に咲かせたい」と思っていましたが、偶然に種が手には入ったので、さっそく本堂裏のアカバンサスを取り除いた所に蒔きました。なんとか発芽してほしいものです。これが無事に咲けばこの欄に載せることが出来るのですが、「来年のことを言えば、鬼が笑う」ですよね。
(写真は、お彼岸参りでお供えされた納骨堂の花の様子です)