昔から「台風一過」という言葉がありますが、今朝の境内の風景はそれほど落ち葉も多くなくて掃き集めるのに苦労しませんでした。しかし、向拝の砂埃に対しては最初に箒で掃き清めてからモップ掛けという二重手間。外陣の掃き掃除も最初に椅子を重ねてから始めないといけないので大変ですが、それでも板戸とサッシの2枚戸にしてからは隙間から入ってくるホコリも少なくなったし、椅子だと何よりもお参りの方がホッとされるので、苦労は(今のところは)考えないようにしています。
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ところで、今朝の新聞に賽銭泥が捕まったという記事がありましたが、昨日はTVで同一人物と思われる3回連続の餃子泥の姿が放映されていました。しかし、いつも不思議に思うのは必ず顔が隠されているということ。「まだ正式に犯人と認められていない」とか「人違いになることを防ぐ」ということのようですが、何のための《防犯カメラ》なのでしょうか。「防犯」とは「犯罪を防ぐ」ことであり、どうすればその人に犯罪を重ねさせることを防ぐことが出来るのかを考えることも必要ではないでしょうか。