住職のひとりごと

鳥取市にある浄土真宗本願寺派のお寺、淨宗寺の住職日記です。基本は毎日更新です。

2020年12月

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PCを立ち上げる度にタクスバーが右側に移動しています。今まではこんなことはなくてここ数日のことですが、なりなれていない位置にあると一瞬ウロウロしますので手直ししたのですが、今朝も同様のことに。あちこちクリックしてやっと元に戻しましたが、本当に《慣れ》というものは大変です。しかし、この《慣れ》が日常的になると、すべてが《当たり前》になってくるのでしょう。「入り口では除菌スプレーを」も普段の生活になじんできていますが、「中に入っていろいろなものに触った後はどうなのか」と考えて「中に入る時とだけでなく、出る時もスプレーしている」という人もあるようですが、その人の気持ちが分からないではありません。世間では《自己防衛》とともに「人にうつさない」ためのエチケットとしてのマスクも定着してきた昨今ですが、国民の見本になるべき政治家(特に閣僚達)は「自分たちは特別だ」という考えが蔓延しているのか、それとも某コメンティターが言っているように「(拘留されても)給料やボーナスは満額貰えるから、国民の困窮生活に対する意識がない」のか、大人数の会食とか1食数万円ものステーキとかが次々と出ています。まぁ、いくら国会で追求されても「ミスは訂正しました」とか口先だけの「真摯に反省しています」という弁ですべてが終わる人たちの集まりですからねぇ。そのくせ、何かあると「国民の総意を得ている」と胸を張って(?)言える心理が分かりませんが・・・。
(雪の止み間に探したピンクの椿です)

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昨日は今年最後のパッチワーク教室でした。もっとも、《教室》と言っても指導者と生徒がいるのではなくて、言うならば《趣味の集い》的なもの。門徒に限らずやりたい人が集まってパッチワークを作る集いですので会費などはなく、どちらかと言えば《手》よりも《口》の方が多いような・・・(失礼)。今年の4月は数年ぶりに本堂を会場にして作品展を開催しましたが、「作品を作るのも時間と体力が必要」とのことで、次の予定は目下のところないそうです。それでも、坊守がご門徒の指導を受けて始めたこの《趣味の集い》が20年近く続いてきたのは、それだけ手仕事の好きな女性が多いということでしょう。そう言えば、かつて1人だけ男性が来られたことがありました。その人は「布の組み合わせやデザインを自分の仕事に生かすために」と言って一緒に作っておられましたが、今頃はどうしておられることでしょうね。しかし、木綿針と違ってパッチワーク用の針は短く、亡母から縫い物を教わってちょっとしたものなら繕える私でもこの針だけは使えません。(針が短いせいか指が大きいせいかは無視です)
今年もちょうど1週間を残すのみ。そろそろあちこちの花生けや元旦会の福引きを準備しなくてはいけませんね。
「あぁ、いよいよ本格的な《師走》だなぁ!」

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昨日の午前中に第1・第2駐車場の雪かきをしました。と言ってもここ数日の晴天で大方溶けていましたが、それでも溶け残って駐車に邪魔になっている所も多くありましたので、それらを崩してバラ撒きました。おかげで今朝は第1・第2ともに駐車が楽に出来るようになっています。苦労した分だけ満足感もあるものですね。
ところで、コロナ拡大に関する夕べのニュースでは全国の中で鳥取だけが空白でしたが、今朝の新聞報道では鳥取も6人の陽性患者が出ていましたので、48都道府県すべてが真っ赤になったということです。しかも、鳥取の6人は親族ということであり、中には児童2名もいるとのこと。「子供は罹りにくい」というのはもはや《過去の神話》になったのかもしれませんね。最近は誹謗中傷を恐れてか感染経路については明示されませんが、お寺はご法事などで不特定多数の人が集う場所でもありますから、もしもその経路の一つに当たれば《菌の入・出》ともに幅が広がります。そのために当寺では《3密》を避けるような椅子の配置や入り口の消毒液の他にも本堂内に除菌用の大型機器も設置していますが、何しろ相手は「目に見えない微粒子」です。もっとも、本堂内で大きな声を出す者は読経と法話をする住職だけですから、《会食》とはまったく違うものですがね。
(写真は、窓辺に置いているオンシジュウムです)

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昨日はお歳暮配りの疲れが出たのか、いつもよりも早めに布団に中へ。「とにかくおなかを冷やさないこと」という坊守の忠告で腹巻きとホッカイロも準備したので、なんとか今朝は元気になりました。そう言えば、子供の時も母から同じことを言われたっけ。いつまで経っても成長していないのですかねぇ。
ところで、ご門徒からいただいたシンピジュウムは(去年は蕾のままで枯れてしまいましたが)なんとか開花しました。君子蘭は蘭の中でも強い方ですので気にしていませんが、胡蝶蘭やデンドロビュウムなどについては毎年のように冬場の置き場所について悩みます。特に今年は気温の上下が厳しく、去年と同じ置き場所でも葉が黄色になったりしてやきもきしています。そんな中でやっと開花したのですからうれしい限りですが、ただ心配なのは「枯れ始めた葉がある」ことです。「蘭は手をかけすぎるとダメになる」と言われていますが、それでも水苔がカラカラになると心配になります。これは《親心》なのでしょうか、それともか《親馬鹿》なのでしょうか?

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昨日は朝から事務室にこもって年賀状の宛名印刷にかかりきりになりました。送付先は県内外のご門徒とともに今までお願いしていた法座の御講師や因幡組の寺院を初めとして各方面でお世話になった方々も含めてですから、手書きしていた頃(40年ほど前)は大変でした。今ではPCに記録した住所を使ってプリンターに指示しているので楽になりましたが、昨日はさすがに機械の方が腹を立てたのか速度が遅くなったりストップしたりして、別の意味で大変でした。後は裏の印刷ですが、これについてもコピー機がオーバーヒートしなければいいのですが・・・。
今朝は数日ぶりに青空ですが、起きた時の第一声は「寒い!」の一言。これが《放射冷却現象》なら、雪解けの水が流れている道路の凍結が心配です。運転だけでなく徒歩にも要注意ですね。
前庭では、亡母が植えていたピンクのバラが咲いています。秋口に思い切って短く剪定したので、背丈と同じ高さになりました。

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