今回の内閣改造人事は11/19人が《初》で、19人中7人が70代(初入閣は4人)という顔ぶれです。勿論留任がいいというわけではないのでが、あまりにも初入閣が多すぎる気がしています。しかも台湾のデジタル相のように「国民のためには、絶対にその人でなければならない」と納得出来る人は殆どおらず、何か別の意図を持った人を指名したように思えます。今日の写真は名前も知らない土手の法面に咲いている花ですが、まるでこれと同じ(失礼)ようですね。
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今月の掲示板には「今こそ大切なのは《私が》ではなく《私を》という気持ちなのだ」と書いています。これは「何でも自分が主になろうとするのではなく、目的語つまり多くのものによって守られていることを知ることが大切だ」という意味を含ませているのですが、今回の人事には派閥や周りの目を気にして自分に都合のいい人だけを選んだようにしか思えません。つまり「どうしてもその人でないといけない」という為政者の強い意図が見えないのです。まぁ、そんな人を議員に選んだ我々にも責任があるのかもしれませんが、《聞く耳》をアピールしながら《声を聞かない》態度に豹変してしまった人に対してはどうすればいいのでしょうかねぇ。