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いよいよ今年も最後の月を迎えることになりました。朝から晴天ですが言い換えれば《放射冷却現象》ですので、寒さが厳しい夜明けです。「雪が降ってくれた方が少しは寒気が和らぐのに」と思いますが、「どうして晴天の方が寒いの?」と疑問に思われるかも・・・。確かに雪が降れば寒いのは当然のことですが、それは周りすべてが寒気に包まれるからであり、それに対して今日のような日は晴天であるからこそ逆に暖気が空に抜き取られ、空気の冷たさが際立つからです。つまり、《空気の冷たさ》と《体感温度》の関係で「晴天の今日は寒い」というわけです。
ところで、昨日は丸1日かかってやっと寺報の原稿を作り上げました。ただし、出来上がった原稿は推敲もなにもせずに打ち込んだだけです。そのために内容的にも文章表記的にも粗が目立ち、読み直して気づいたところ(内容の前後のつながりや文章の流れなど)に手を入れて完成に近づきました。しかし、既に体力的にも頭脳的にもエネルギーが切れてしまったので、最終校正は翌日(つまり、今日)に持ち越しです。もっとも、この原稿が完成してもまだ印刷や封筒の住所貼り(シール)が残っていますし、封筒詰めが終わってもその発送手続きと宅配先への依頼をしなければ終了とは言えません。そう言えば、今月は役員に配るお歳暮の品(シクラメンの鉢)も同時に配って回りますので、そう考えていくとまだまだ落ち着かないことです。やはり『師走』なのですね。
(境内の隅で咲いている薔薇も寒さに震えているようです)