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「大晦日から元旦にかけて大雪」との予報でしたが、今朝は15㎝程度。しかも重い!境内は除雪機であけましたが、本堂の屋根からずり落ちた雪が1mほどの高さに積み重なっていて、こればかりは手も足も出ません。しかし、子供の頃はこのずり落ちた雪も多くて2m位の高さになったので、それで滑り台を作ってスコップ(馬鹿げているというか怖い物知らずというか)に乗って滑っていたのを思い出しました。なんとなく胸の中に懐かしさがこみ上げてくる思い出ですね。とにかく参道を中心とした境内と山門前の雪を取り除いて来客に備えましたが、相変わらず市は遊歩道の除雪をしてくれませんので、歩行者は車道を歩くことになります。そのため、車が来たときの避難場所として山門前の除雪した所を使ってもらってもかまいません。「何事も世のため人のため」ですからね。
ところで、今日のことを『大晦日』と呼ぶのは、旧暦(太陰暦)に基づいているためです。もともと旧暦では1ケ月は30日であり、最後の30日を「3(み)10(そ)か」と呼んでいました。そこから1年の最後の日のことを「大みそか」と呼んでいたのです。蛇足ですが、季節は12ケ月を4分割して1月から3月を《春》としていますから、年賀状に「初春」と書くのはそのためですよ。