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夕べ出ていた降雪予報が外れたのか、市内では朝の路面には何もなし。それでもやはり、今朝は青空になっているとは言っても暦(大寒)どおりに空気は冷え切っています。暖房器具を点火してもなかなか室内が暖まらないほどで、温風機の灯油も3日ほどしかもちません。大寒が過ぎれば少しずつ春に近づくかと期待していますが、その後にやってくる《猛暑》のことを考えるとやはり気が滅入ってきます。「そんな先まで考えなくてもいい」とは思っていますが、どうも歳とともに時の経つのが早く感じられるせいか、2~3ケ月先まで気になってきます。
ところで、特措法の改正が審議されていますが、内容はどう考えても《改悪》にしか思えません。なかでも「入院を拒否した場合には、1年以下の懲役か100万円以下の罰金」という部分。これは刑事罰であって前科がつくものですが、入院の拒否にも正当な理由(たとえば、自分が入院したら生きていけない者が身近にいるなど)があればどうするのでしょうか。数ヶ月前には《自粛警察》というものが続発しましたが、「ウレタンマスクや布マスクは不織布に比べて飛散の量が多い」という報告以降「不織布マスク以外は不認可」とする場所が出ています。そして、ご多分に漏れず《不織布マスク警察》なるものも登場している現在、特措法の改《悪》が決まれば安易に「罰金だ、逮捕だ」という世間の風潮が生まれる恐れが出てくるのではないでしょうか。ちょうど戦争中に「反対する者は非国民だ」と(熱に浮かされたように)周りの人たちを迫害したように・・・。コロナ禍の拡大と支持率の低下に対して焦って提案した菅政権の《最後の一手》に対し、その内容を何も考えずに「そうだ、そうだ」と流されないことが大切なのですがねぇ。
(団子3兄弟の中の《次男》が咲きましたよ)