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今朝のTVで《水循環型手洗い機》を製作した人の思いが放送されていました。「東日本大震災の時に水の大切さを身をもって経験したことから『なんとかしたい』との強い意志に動かされてた。そして、その後に洪水の被害を受けた熊本などの被災地でこの《水循環型》のシャワーを設置して皆に喜んでもらえたことやコロナ禍の中でアルコールに対するアレルギー反応を示す人に対する手洗い場の必要性などを知ったことからこそ、今回の装置を開発した」とのことでした。昔から『必要は発明の母』と言われますが、「『今、何が必要なのか』をしっかりと考え、その上でそれを追求することがいかに大切か」ということを教えられたように思います。しかし、明日国会を通過すると言われている『特措法』の改正は《本当に今こそ必要なもの》なのでしょうか?
今朝のニュースで悲しい出来事が報告されました。コロナに罹った30代の女性(ただし、無症状)が、自分の周りに陽性者が出たということから「私がうつしたのかもしれない」と悩んで自殺をしたとのこと。この人だけでなく、コロナ禍で様々な苦しみに追い込まれ、中にはこの人のように自殺をする人が多くいる現状を見ずして「罰則を与えれば何とでもなる」と考えている為政者の姿には悲しみしかありません。