今年は124年ぶりに節分が2月2日になりました。そして、節分の次の日が立春。先日積雪が溶けてしまったのも納得です。「春来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞ驚かれぬる」という歌もありますが、1日1日と春の足音が近づいてくる気がする昨今です。
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以前、シンピジュウムと並べて置いたアマリリスの写真を《団子3兄弟》と書いていましたが、その末っ子がやっと開花しました。真ん中はおとなしいピンクの一重でしたが、今度は真っ赤な八重。普通「末っ子は甘えん坊」と言いますが、《3兄弟》の末っ子はどうもヤンチャな雰囲気を醸し出しています。しかし、それにしても全くと言っていいほど葉が伸びていませんので、これでは土に戻しても果たして栄養素を蓄えることが出来るのか心配です。やはり《末っ子》はいつまでも手がかかるもののようですね。(ちなみに、私も7人兄姉の末っ子です。少し前に73歳になったばかりですけどね)
立春を待つ日差しを受けて、境内ではピンクの八重や白の大玉や白玉椿などの椿が咲き始めています。山門横の蝋梅は去年の秋に剪定したためか蕾をつけている枝が少ないようですが、母の往生後に届いた(家族の誰も注文していたことを知らなかった)もの。なかなか大きくなりませんが、枝一杯に咲く日が待ち遠しいものです。