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昨日の仏婦研修会では予定通り「浄土真宗と女性差別(仮名称)」という内容を話しました。邪馬台国の卑弥呼から始まって平塚らいてうの『青鞜』までの間に明らかになってきた女性差別の存在とその底に潜む《五障・三従》という考え方、そしてその考えが宝蔵菩薩の第35願にもあり、それが親鸞聖人の『浄土和讃』や蓮如上人の『御文章』にも見られる事実。また聖人の結婚と女人差別の否定等々まで進み、最後は「森氏の言葉は『男子厨房に入るを許さず』ということが当たり前であった時代の産物であり、それが今になっても残っている。結局私たち自身が差別意識を持って生きていかなければならないのではないか」という言葉で締めくくりました。勿論、いつものとおりに話の内容も脱線しまくり(『不許入葷酒山門』や「女性は土俵から下りてください」というアナウンスの引用など)の25分でしたが、話し終わって残ったものは「疲れた~!」でした。
今回の研修会の事前準備では、「たしか、本山から『これは差別的内容だから、使わないように』という指示があったはずだけれど、何だったかなぁ」と記憶をたどっていろいろ調べたり、話す内容の流れを何通りか考えたりと、教育実習で頭をひねりながら苦心して《指導案》を作った時の《悪夢》がよみがえったようでした。55年も前のことなのですけれどね。(終わった後は、窓辺に置いているアマリリスの花が目にまぶしかったことです)