10月になると《衣替え》ですが、昨日も27度とか・・・。例年は10月に入ると法衣をすべて秋冬物に替えていました。もっとも法衣に《秋物》というものはありません(白衣だけは合物がある)から結局は《冬物》に替えることになるのですが、さすがに今週はまだ暑さも残っていますので冬物はキツイですね。しかし、《衣替え》という行事は、四季がある日本の伝統的な行事であるとともに気持ちを新たに切り替えるためのものでもありますから、「まだ暑いから~」という気持ちは思い切って押さえるべきなのでしょうね。もっとも、昨日も昼間の気温は27度ほどありましたから、30度で暑いと言っていた高校時代ではまだ夏なのですよね。やはり、これも《気候温暖化》のせいなのでしょうか?
とは言っても、周りは秋の空気一色です。目を上げれば青空に浮かぶうろこ雲が見え、下に向けると数日前には蕾だった真っ赤なヒガンバナが咲いています。郊外では田んぼの畦が真っ赤になるほどびっしりと咲いているヒガンバナが街中に1株だけ咲いているのはさみしい感じもしますが、それでも《ヒガンバナ》と《赤とんぼ》は秋の風景そのものですからね。