住職のひとりごと

鳥取市にある浄土真宗本願寺派のお寺、淨宗寺の住職日記です。基本は毎日更新です。

昨日はご門徒のお母さんの葬儀があり、予約している供花の受け取りに行く時間がありません。しかし、たまたま葬場が花店の近くだったので「花を会場まで配達してもらえないか」と頼んだところ快諾。それを事務の人に伝えて預かってもらいましたが、葬場の人も「荼毘の時間もありますから、お寺まで戻られる頃に持参しますよ」とのこと。しかも持参された時は花が水を落とさないように配慮されていて、改めて感謝しました。夕食後は仏間の床に活けたり、「坊守に供えてほしい」と義母から依頼されているバラは玄関と寝室の写真に供え、さらに本堂にお供えする花を花瓶に挿したりしていましたが、それだけでも時間がかかったので本堂の供花は翌日(今日)にまわしました。そのために今日も4時過ぎに起き出して納骨堂の解錠やお墓のお参り等々をしてから朝食。あっ、洗濯機も止まったようなので、それを干してから本堂の供花の生け込みに取りかかります。
あきあきね
いよいよ明日は坊守の三回忌法要の日のために今日は一日中生け込みや掃除等で動き回ることになりそうですが、次の七回忌は私も80歳を超えてしまうので今回のように動けないでしょうから、今日1日は体力と気力の続く限り頑張るつもりです。アキアカネくん、そんなところで休んでないで、ちゃんと応援してくれよ。

明後日は坊守の三回忌法要が勤められるので、その準備の一環として今日は予約している供花や供物を受け取りに行くことにしていました。しかし、寺院は職業区分ではサービス業に組み込まれており、相手によって臨機応変に動かざるを得ないことも多々あります。そのために「23日に受け取って生け込みをし、24日は最終確認」という計画の実践にも無理が生じています。いつもはこんな時ほど坊守の存在をありがたく思っていたものですが、結局は膝の状態も忘れて1人で走り回ることになります。でも仕方ないですよね、その肝心の坊守の三回忌法要なのですから・・・。
ホトトギス
あの日から2年が経ちましたが、「もう~」なのか「まだ~」なのかが決められないで心の中では2つが交互に浮かんでくる現在は、「時が解決する」という言葉だけは存在さえしていません。
ところで、この欄を打ち込んだ時に「あれ?」と。と言うのは、昨日はアキアカネの写真をつけて書き込んだはずなのに、写真の欄に残っているのは21日分の赤の秀明菊です。慌てて記録を見ると、22日の分が保存されていないという結果!考えられるのは《保存》スイッチを押さなかったという大チョンボしかありませんが、「まさかアルツハイマーの入り口では??」と思うと不安が増大することです。

今朝《も》早起き(3時半)し、4時半頃に寺報と報恩講法座の案内を宅配してくださるお宅に届けるために家を出ました。その時には降っていた霧雨も帰寺した時は止んだので助かりましたが、とにかく寒い!1週間前から上着を長袖のTシャツにしていますが、今朝は今までよりも冷え込んだので、戻ったらベストを上に羽織ったくらいです。しかし、それ以上にあわてたのが、お墓参りをした後に躓いて右膝を打ったこと。何しろ歩く時に膝がしっかりと上がらないうえにまだ暗い中だったこともあって出っ張りに草履がひかかったのですが、しばらくの間は痛くて泣きそうでした。今(7時40分)はなんとか痛みも収まっていますが、今週末は坊守の三回忌を勤めることになっているので(インフルエンザの予防接種も来週に予定しているくらいですし)、くれぐれも油断は禁物です。
秀明菊・赤
とにかく、こんな時こそ花を愛でて落ち着くことにします。今日はイチョウの下で咲いている赤い秀明菊です。

歳のせいで夜中は数時間おきに目が覚めますが、今朝は3時に目覚めたのが運の尽き。ラジオでは3時から『心の歌』ということで今回はサブちゃんこと北島三郎さん特集。それを布団の中で聴いていましたが、やはり歌のうまさとともに歌詞に惹かれてスイッチを切ることが出来ず、結局最後まで聴いてしまいました。そのために番組が終わった後は寝付けなくなって置き出す羽目に・・・。やはり今日も睡眠不足の1日になりそうですね。
秀明菊
ところで、昨日サイズオーバーになってここに載せられなかった秀明菊ですか、なんとか縮尺することが出来たので今日の写真にします。当寺の白の秀明菊は納骨堂裏と山門横に生えており、歌碑の裏にある株は丈が伸びて横に倒れかかっていますが、その株も歌碑の横の株もきれいに咲いています。ただ、納骨堂の裏にある方は日当たりが悪いのかまだ開いていないので、今回の写真は歌碑の横のものです。また、なぜか去年から赤の秀明菊がイチョウの下で咲き始め、今年は株が去年よりも少し大きくなって蕾も多くつけています。開くのが楽しみです。

先日婦人会の方が作られたいとこ煮の残りは冷凍していましたが、昨日1日で食べきりました。最初はトーストに目玉焼きという朝食の後で甘いものがほしくなり、昼食はおかずの一品として、そして夕食では焼いた餅を入れて雑煮風にして完食。その時は「もう(甘いものは)当分は結構」と思いましたが、なにしろお酒よりも甘いものが好きな性分なので、どうしても手が出てしまいます。それでも体重が増えれば当然に膝に負担がかかるのでこの2年間はなんとか59~60㎏に押さえていますが、このままではオーバーしそう。かと言って今はウォーキングなどは不可能なので毎日のように室内で20分間のペタルこぎをしていますが、膝の治療と減量とは相反するもの。退職後はウェストが増えてズボンが全部合わなくなり、坊守から怒られていたことをつくづくと思い出しながら、悩み深き日々を過ごしている昨今です。
立木の色づき
ところで、やっと昨日の午前中にカメラ用のSDカードを買ってきたので、早速境内の秀明菊をパチリ。ついでにお墓参りをするたびに気づいていたホトトギスの花も撮りましたが、気がつくとアキアカネが鉢植えの支柱に止まっていましたので、慌ててそれもパチリ。その中で今日の写真は秀明菊にしようとしましたが、サイズが大きすぎて読み取り不可能とのこと。それで、今回は遊歩道の立木の写真にしました。

秀明菊の写真をスマホで撮ったのですが、それをPCに撮すことが出来ません。風景以外の写真は今までに何枚か移行出来たのですが、今回はなぜかダメ。やはり私にはカメラでないとPCに保存できないようなので、何とか時間を見つけて電気店に行く必要があるようですね。
げたばこの上
ふくろう
ところで、昨日は午前中に供花の購入に行き、水につけておいてから午後になって活けましたが、なぜか7時頃になると疲れが出たのかウトウトと・・・。風呂が空いたの声で目が覚めたのですがさすがに長湯はできず、それこそ《カラスの行水》だけで布団をかぶりました。供花の購入や生け込みは今までに何度もしてきたことなのでそれが今回の疲れの原因だとは思いませんが、本当に今更ながら《歳》を実感してしまったことです。
下駄箱の上にあるフクロウは我々の仲人である御講師のお宅に伺った時に戴いたものです。「フクロウは福を招くから」ということでしたが、実際には金婚式まであとわずか4年でした。

昨日の夕方にPCでニュースを見ていると突然にアラームが鳴り響き、毒々しい色の画面になって「あなたの個人情報が盗まれています」という警告が出ました。こんな時にはすぐに電源を落とせばいいと聞いているのでスイッチをオフにしたのですが切れず、画面上の❌印をクリックしても反応なし。本当にパニック状態になりましたが、よく考えると警告の言葉に対して画面上の文がおかしいのいです。情報が盗まれたと言っているうえに確かに情報が移動しているように見える動画があるのに、画面に出ている文面は「直ちにブロックした」とあるし、「情報が盗まれるので、再起動かかけないように」という言葉もまるで「電源を落とすな」というように聞こえる。しかも緊急連絡先になっている電話も0110で始まるもので、こんなおかしな番号もない。こんな時には《息子頼み》ということですぐに連絡を取ったら「詐欺だから、スイッチを長押しすれば切れる。しばらくしてから再起動をかければいい」とのこと。
キンモクセイのつぼみ
その通りにしたら無事に再起動出来ましたが、これが相談する人がいない人ならわかっていても詐欺にひかかるでしょうね。本当にパニックになるところでした。あとはカメラ録画できるようにするだけ。
金木犀にも蕾がついてきたし、とにかく慌てないようにしましょうか。

昨日の仏婦研修会で作ったいとこ煮が鍋に残っていたので、少し水を入れて今朝一番に火を通しておきました。真夏ではないのでそんなに心配することはないのでしょうが、昨日はまだ蒸し暑さが居座っていたので心配したためです。
夕べも10時半頃と0時過ぎに2度起きましたが、その後が寝付けなくて寝返りばかり。それでも2時過ぎから1時間近く眠ったようですが、3時過ぎからまったく眠れなくなったので・・・と来れば、またいつものパターンですよね。まぁ、早く起き出した分だけ仕事ははかどりましたが、やっぱり今朝は眠たい!
メダカたち
ところで、昨日は山門横にある歌碑は秀明菊の花に囲まれているので早速カメラを持ってパチリとしたまではいいのですが、ちゃんと撮れたかどうか確認してみると「写真がありません」のメッセージが出てきました。「少し前まではこのメダカも無事に撮れていたのに、昨日は写っていないのはなぜ?」「そういえば、このカードは以前に水に落としてしまったカメラに入っていたものだっけ」ということで、たどり着いた結果が「カードの故障?」ということ。まぁ、《弱り目に祟り目》ということなのでしょうかねぇ。

今日は数ヶ月ぶりの仏婦研修会です。前回の研修会の時に「報恩講が近くなったけれど、坊守のいとこ煮が懐かしいね」という話が出て、「じゃあ、次はいとこ煮を作って食べようか」となったそうです。そこで昨日は事前準備に併せて《味見》。坊守の時よりも少し甘みが強かったように感じましたが、早々と小豆にこんにゃくやカボチャなどがいろいろと入っているいとこ煮をおいしく戴きました。
ぼけの花
ところで、同じ小豆を使った料理でも雑煮だけは坊守と意見が違って(鳥取の正月は小豆雑煮ですが、坊守の実家はすまし汁です)結婚当初は驚かれましたが・・・。今年の春先にそんなことを思い出したら急に小豆雑煮が食べたくなり、買ってきた煮小豆に餅を入れて食べたことがありました。味は別としてあの時は小豆雑煮を食べながらいろいろなことを思い出して懐かしくも寂しい一時を過ごしたことですが、今日のいとこ煮では、婦人会の方々は何を思うでしょうか。
(今日の写真は、木瓜の花にしました)

昨日は午後から(山歩きが必要なので)着物を洋服に着替えてこ門徒の納骨に行きました。しかし、さすがに苔の生えた坂道や何段もある階段は靴でも辛く、てすりがないとても無理な所もありましたが、それでも何とか頑張って現地まで行ってお勤めを終えました。ただ、午前中の雨が上がったのはよかったのですが、雨に濡れた落ち葉があるせいかまとわりつくヤブ蚊の多さに閉口しましたがね。
秀明菊のつぼみ
ところで、山門横に生えている秀明菊の花が数輪開きました。早速カメラを持って撮してきましたが、今までは簡単に写真をPCに移動させれたのに、今回は《縮小写真》と銘打った場所に移行させることが出来ません。その原因がわかるまで蕾の時の写真しか載せれませんので、開花している写真はまた次にします。あしからず・・・。

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