住職のひとりごと

鳥取市にある浄土真宗本願寺派のお寺、淨宗寺の住職日記です。基本は毎日更新です。

先週末に鳥取中央郵便局から郵便料金後納の料金届出票が届けましたが、当寺は以前から《特別区域の割引》契約をしているのにそれの記載が全く書いてないために「契約破棄か?」と大慌て。そこでいつも利用している局に行って事情を聞くことに。その結果、料金が上がっていることは確かですが、契約は生きていることが分かりました。
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しかし、当寺は年に5回の寺報発行で大量の封書を投函していてその都度数万円もの支出があるので、今回の30%以上もの値上げは寺院会計に大打撃です。それでもご法義の伝道とともにご門徒との繋がりもある寺報発行ですのでやめるわけにはいかず、本当に頭痛の種です。このままでは本気で「年賀状をどうするか」となるかも・・・。
ついでに、当寺特製のカレンダーも作っていますが、今日の写真はそれに使う予定の挿絵です。

夏になると朝一番にすることは台所の窓の解放。(当然に天候の悪い日は別)これは今では私の仕事になっていますが、いつも坊守は窓を開けて最初に目に入るピンクの薔薇や塀の角にあったアジサイを見るのが好きでした。アジサイの方は古い塀を撤去して新築した時に抜いてしまったので新しい株を植えましたが、残念ながら今年の猛暑で半分近くが枯れましたが・・・。そんな中に以前は気づかなかった薔薇の花が目に入りました。
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以前は隣の椿よりも高い位置に枝が伸びていたので直ぐに目に付いたのですが盆前に思い切って枝を切って低くしていたので気づかず、一昨日に「あれっ?」となったわけです。以前から「薔薇は伸ばすのではなくて、枝を切ってやらないと太らないよ」と聞いていたのにそれをしていなかったこともあり、今回のことで「反省!」ですね。

昨日も1日中両膝がガクガクで、ご法事の時には何とか平気な顔をしていますが、辛いですね。これで教員時代にはあちこちを走り回っていたなんて、我ながら信じられないほどです。まぁ、今更愚痴を言っても仕方ことですがね。
ところで、この時期になるといつも目につくものとして彼岸花と秀明菊が浮かびますが、今年は猛暑の関係か彼岸花の姿が見えません。早い所では稲刈りが始まっていますが、いつもなら畦に咲いている真っ赤な彼岸花もありました。しかし、今年はどこにもその姿がないのです。当寺にも白の彼岸花がありますが、一昨日の草取りの時にも探してもその発芽した様子がありません。あれは突然にニョキッと姿を見せるものですから少しは待つつもりですが、やはり夏場の猛暑と雨不足が原因かもしれませんね。ただ、秀明菊の方は早くから蕾を持っていて、今では茎丈も一㍍ほどになっています。
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せめてこの花が咲いてくれないと、猛暑(酷暑?)の悪夢から逃れられない感です。

昨日の境内の草取りのせいで左右の膝が痛い!無理な姿勢で膝をひねる形のためだと思いますが、とにかく夜中に寝返りを打つ毎にビリッとくるので、夢見も悪いことこの上なしです。
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ところで、3時過ぎに目覚めてからもう一度ウトウトし、次に目が覚めたのが5時30分頃でした。本当は5時前に起き出すつもりでしたが、やはり身体は正直なのですかねぇ。そのせいで考えていた予定が狂ってしまいそうですが、それは何とかするしかないようです。先ずはローテーションを変えて『独り言』の打ち込みですね。
本堂の供花が前回は向日葵でしたが、今度は秋らしく(写真は撮っていませんが)紫苑と小菊にしました。猛暑のために今でも3日ともたないので、供花の調達と活け替えも大仕事です。

いろいろなものが目について気になる性格はどうにも抑えることが出来ず、結局昨日の午後になってから境内の公孫樹から松までの半分(と言っても、手前だけ)をなんとか取りましたが、ヤブ蚊には悩まされました。猛暑の時には殆どいなくて気にならなかったのに、昨日は体の周りに10匹近くがワンワンと飛び回っていましたからねぇ。それでも「我慢して草を抜いた自分を褒めてやりたい」とはいかなかったのが心残りで、今朝も早くから起き出していますが・・・。
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本堂の前が草だらけなのは坊守も嫌っていたことですし、何しろこんな状態ですから、「少しずつでも」という気持ちで(最初にこの欄を打ち込んでから)薄明るくなるのを待って残りを少しずつでもきれいにしたいと思っています。と言っても「先ず正面だけでも」という気持ちですから、結局は公園側と山門横には手が入らないままかもしれませんがね。

昨日の診療で打ってもらった注射のせいか、少しは痛みが薄らぎました。もっともそんなに長続きすることがないのは残念ですが、やはり薬の効果は助かります。
ところで、以前は亡母が茶道教室をしていたので茶花に使う木槿が何種類もありましたが、今は殆どが絶えてしまいました。数年前に裏庭に小さな宗旦木槿が1本だけあるのを見つけたので、公園側の金木犀の後ろ側に植え替えてやりました。それが何とか根付いたようでひと安心しましたが、全く蕾をつけません。今夏はやっと1つだけつけたのでホットしていましたが、そのまま落ちてしまいました。
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そこは土の質が悪いせいか分かりませんか、幹もヒョロヒョロしています。一昨年いただいた雪割草も鉢植えから近くに植え替えてやりたいのですが木槿がこれでは心配で、まだ鉢植えのままです。そのために今年の猛暑では枯死寸前になりましたが、一体どうすればいいのでしょうかねぇ。芝草は放っていてもどんどんと周りに侵食していくし、本当に心安まる暇がありません。

昨日は懸案だった草の根おこしを3本歯の鍬を使ってしましたが、必死でしても出来たのはほんのわずか。ひと冬で椿の根元から牡丹や木瓜の根元まで広がり、朝の1時間では1/5も出来ず仕舞いです。
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それでも昨日は古いお墓を始末したいというご門徒の要請もあったので、汗で濡れた下着を交換してから車でご門徒宅まで行き、離れた墓地まで歩いたり山道を登ったりして読経させていただきました。お昼前に帰寺した時には膝の痛みもあってグッタリなので、もう昼食の準備をする気力もなくてトーストとコーヒーだけで済ませ、午後からは寺報の原稿に取りかかりました。しかし、こんなじっとしていられない性格だから、坊守がいつも「無理しないで」と心配していたわけですよね。
今日は朝一で膝の治療(と言っても、腫れ止めの注射だけ)に行くので、今は4時30分過ぎですが『独り言』を書いています。

秋のお彼岸も近づき、あちこちにある気になる所が目についてきます。「どうせ早く目が覚めるなら、朝の涼しい内に少しずつでも片付けようか」と思って、今朝も一念発起して動くことにしました。ただ、今日もお参り(ただし、今日は「お墓まとめたい」とのご希望のために山歩きが必要になりそうです)がありますので、疲れが残らない程度にしないといけませんがね。もうすぐ5時になって薄明るくなので、この辺りでPCから離れます。
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先日の掃除の時に気づいたものですが、剪定が終わって日当たりが良くなったクチナシがすっかり葉をなくしているのです。いつも「まだ蕾をつけないか」と気にしていたし、その度ごとに青虫がついていないかと確認していたのに、葉っぱが1枚も残っていない!本当にガックリです。

昨日の朝から雑草取りに励むつもりでしたが、西側の通路を下だけで小1時間。汗は顔から流れ落ちるし下着もずくずくになるしで、肝心の所にはまったく歯がたたずにダウンでした。それでも「ここは何とかきれいになった」と《自己満足》していますが、結果的には午後になってから机にうつ伏せになって寝てしまいました。もっとも、本人は「寝る」という意識もなかったのですがね。
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その後はしばらくボーツとしてから夕食の準備に取りかかりましたが、何のことはない、フライパンを使って素麺をゆでただけ。もっとしっかりとしたものを食べないといけないのでしょうが、なかなかコッテリとしたものに食指が動きません。やはり猛暑に負けたためでしょうが、こんなことでは坊守に怒られそうです。

8月最後の昨日は高校時代の同級生でもあった者の満中陰法要と納骨をしました。降雨が心配でしたが無事に終わり、ひと安心です。
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次は盆前から懸案だった草とともに写真のように横枝を伸場しているサルスベリと花ザクロの処理もあるのですが、7月頃に剪定しておいた(当寺の墓の隣)実ザクロの枝も伸びて墓にかかってきたので、それの処理も加わりました。そのために今朝は4時に起き出して動きだしたのはいいのですが、30分経った今もまだ外は真っ暗。やはり今日から9月に入ったせいか、『長月』の名のとおりに夜明けも少し遅くなっているようですね。

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