昨日は電気料金の請求書(12月払い)が来ました。先月も節電していた割には高かったので中電に聞くと「燃料費調整額が理由」とのこと。ガソリンも灯油も値上がりしているので仕方ないとは思いましたが、今月の請求額を見て唖然としました。なんと、電力利用額と調整額がほぼ同額になっているではありませんか。この請求額では「電力使用量の消費税は100%」と言ってもいい状態です。
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政府は厳冬期を見据えて「生活に支障のない限り節電を」と言っていますが、実際に今冬の突然の豪雪で停電になった所では「停電がなおったら、真っ先に風呂に入りたい。本当に電気のありがたさがよく分かった」と言っている人もいます。現在では薪ストーブでない限り電気がないと暖房生活が成り立たないほどの必需品ですが、そんな電力使用量の消費税が100%状態の中では使えば使うほど支払う額が高騰することになります。おまけに来年の電力料金値上げも既に伝えられている今「暖房の使用を諦め、重ね着して過ごす」と言う人も出てきていますが、かつて煙突から上る煙を見て庶民の生活状態を鑑みたという中国の皇帝がいたと言われているのに、日本の指導者は国民生活ではなくて一体何を見ているのでしょうか。そんな文句を言えばウクナイラの人達から「贅沢だ」と言われるかもしれませんが、・・・。