6月も今日で終わり。年明けには雪がまったく降らなくてスキー場も困っていましたが、まさかその2ケ月後にこんなことが起るなんて予想だにしていませんでした。そして、コロナコロナで明け暮れた4~6月でしたが、その6月も今日で終わり。今年も半分が過ぎたことになりますが、明日からは新たにレジ袋の有料化が始まります。
ところで、この有料化の構想は以前にもありました。その時の理由は「石油の消費を抑えるため」でしたが、今回は「海洋汚染(マイクロチップによる汚染)を抑えるため」とのこと。そのため、政府からは「植物性バイオマスが25%以上含まれているものは無料」との指示もあり、そちらに切り替えて無料を続ける店も出ています。しかし、レジ袋はプラゴミの中のわずか数%である上にバイオマスが入っているものが「環境に優しい」ことは全くなく、逆にバイオマスの材料を作るためには大量の植物が必要になり、そのために多くの樹木やトウモロコシ等の植物が刈り取られるので、逆に酸素を生み出す森林が減少する原因にもなっています。しかも、「環境に優しいから、捨てても土に戻る」と言われているそのバイオマスの袋ですが、捨ててもプラ部分は溶けないし、バイオ部分も腐食した時には一酸化炭素やメタンガスを吐き出すので逆に「温暖化現象」の一因でもあり、国連でも警鐘を鳴らしているのですがねぇ。本当に、政府による説明は「すべて結論ありきの後付け」なのだということがよく分かります。
ところで、この有料化の構想は以前にもありました。その時の理由は「石油の消費を抑えるため」でしたが、今回は「海洋汚染(マイクロチップによる汚染)を抑えるため」とのこと。そのため、政府からは「植物性バイオマスが25%以上含まれているものは無料」との指示もあり、そちらに切り替えて無料を続ける店も出ています。しかし、レジ袋はプラゴミの中のわずか数%である上にバイオマスが入っているものが「環境に優しい」ことは全くなく、逆にバイオマスの材料を作るためには大量の植物が必要になり、そのために多くの樹木やトウモロコシ等の植物が刈り取られるので、逆に酸素を生み出す森林が減少する原因にもなっています。しかも、「環境に優しいから、捨てても土に戻る」と言われているそのバイオマスの袋ですが、捨ててもプラ部分は溶けないし、バイオ部分も腐食した時には一酸化炭素やメタンガスを吐き出すので逆に「温暖化現象」の一因でもあり、国連でも警鐘を鳴らしているのですがねぇ。本当に、政府による説明は「すべて結論ありきの後付け」なのだということがよく分かります。