住職のひとりごと

鳥取市にある浄土真宗本願寺派のお寺、淨宗寺の住職日記です。基本は毎日更新です。

2021年04月

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今日は義母を連れてあやめ池公園に行ってきました。アヤメはまだ少しが咲いているだけでしたが、藤棚ではそれでも70~80㎝程度のものが垂れ下がっていました。本当は藤寺の方まで行ければよかったのですが、時間の関係で東郷まで。しかし、風が少し強くて車が流されそうになったりして運転に気をつかいましたが、なんとかお昼までに戻ってきました。
カレンダーも今日で4月が終わり、明日からもう5月です。今夜中に『住職挨拶』や他のものを更新しなければなりませんから、まだまだ仕事が山積みです。掲示板だけは昨日のうちに貼り替えましたので安心していますが、月末はまだまだ多くの仕事が残っています。なかなかGWにはなれそうもないですね。
(この花の名前がどうしても出てきません。)

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いつもなら世の中はGWで《民族大移動》的に観光客が砂丘などにやってくるのですが、さすがにコロナ禍で緊急事態宣言が出ている去年と今年は渋滞もなし。片方にとってはいいことですが、観光客相手の店にとっては大打撃です。しかも、大阪や東京近辺では「飲食店で酒は禁止(居酒屋では休業要請そのもの)」とか「イベント会場は《無観客》での開催は許可」とか、前後の脈絡がまったく取れない指示が出ています。一体、《お偉方》の頭の中はどうなっているのでしょうかねぇ。まさか《勉強一筋》《成績がすべて》という人生のために、人間社会と乖離してしまっているのでしょうか?
それはそうとして、昨日は奥歯を抜歯しましたが、昔は麻酔注射をしてから抜いていたのに、今はスプレータイプの麻酔なのでしょうか?2度ほどプシュッとして少し時間(数分)を置いたら抜歯にかかりましたが、ゴリッと音がしたら終わりました。確かにその歯は何年も前に神経を取っていたせいもありますが、《親知らず》を抜いた時の経験とは違って簡単に終わりました。もっとも、昨夜は抜いたところが少し痛んでなかなか寝付けなかったですがね。今日も食事の後に忘れず化膿止めの薬を飲んでおくことにします。
(今日の写真は、昨日この欄に書いていた3寸アヤメにしました)

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ここ数日かかって植栽の奥や墓地だけでなく庭の横まで除草をし、あと残っているのは(狭いながらも)裏庭だけです。ここは苔の中から雑草が顔を出している状態ですので、乾ききった土では根が切れてしまって取り切れません。やっと今朝から雨模様になって土も湿ってきたので、この連休中はここにかかりきりになりそうです。しかし、寺院は職種別に言えば《サービス業》に分類されるため、大体において人が休みの時に忙しくなるのもの。それでも健康に気をつかいながら、なんとかご法義の伝道に頑張っています。今日で左上の奥歯ともお別れですが、これをもって歯茎から広がっている頭痛と解放されたいものです。
ところで、数日かかって草を抜き取った後には、今まで笹やドクダミに攻められて身を細めていた紫蘭と3寸アヤメが元気に背伸びしています。また、境内の松の裏側にも3寸アヤメがありますが、この二つは同じ名前でも別の種類で、紫蘭と一緒に咲いているのは本当に3寸(10㎝)程度の背丈で、葉も「短いイチハツの葉」という感じです。それに比べて亡母が植えていた松の裏側のものは葉も細く「水辺に咲くアヤメの小型版」という感じで、花自体も両者は見た目にもまったく《別物》なのですよね。これで同じ名前なのですから、妙なものです。(除草で手一杯だったので写真を撮っていませんので、この花の写真は後日にします)

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今朝は早くから目が覚めたので本堂裏にある県外門徒の墓の除草をしましたが、このところの晴天で草も必死なのか、しっかりと根を張っていてなかなか抜けません。結局1時間半かかって6軒分の草を取りましたが、ドクダミだけでなく枯れ葉なども多くて袋からあふれています。これではゴミ収集に出せませんので、焼却場に持って行くより他にないようです。
ところで、昨日はまだ歯茎の腫れが収まらないので1週間前に診てもらった歯科医に行きましたが、結局は「噛み合わせが悪いので仕方がない。抜くのが一番いい」とのこと。《8020》運動に賛同して朝晩しっかりと歯を磨いてきたせいで、今もって入れ歯も差し歯もなく過ごしていますが、とうとう奥歯が1本なくなります。人間の歯は元来32本だそうですから1本なくなっても《8020》は達成出来るはずですが、やはりこの歳になって抜歯するのは「隣は大丈夫だろうか」と心配になります。でも、とにかく今まで通りに丁寧な歯磨きを続けていくしかないですよね。

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やっと一昨日と昨日の2日かかって、境内の除草(植栽の奥を中心に)を終えました。手前は坊守と義母の助力を受け、奥側は私が枝の下に潜り込んで奮闘しましたが、ずっと放りっぱなしになっていた塀際ではドクダミもすくすくと成長の一途状態。当寺には尾﨑放哉の歌碑が3本ありますが、その中の一つを見ているとどうしても奥にある草が目について《借景》状態になっていたので、これでとりあえず一安心です。もっとも、まだ裏庭と庫裡の西側の除草が残っていますが、それほど広くない(と言うよりも、どちらかと言えば狭い)庭でも今回抜き取ってみると大袋3杯分になりましたので、今度はどれほどの量になるのか不安です。なにしろ、西側には初冬に八朔の木から落ちた葉もまだそのままですからね。
除草のついでに花弁が《崩れた》牡丹も枝の途中から切り取って処理し、代わりに山ウツギの鉢植えを向拝の出してやりました。また、みずみずしい葉色をしたタマノカンザシの3鉢も松の木の下に出してやりましたが、その側に置いていたホトトギスの鉢には植えたはずのないものがひっそりと咲いていました。でも、発見したときにはスッと出ていた名前が出てこない!ショックです。

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