住職のひとりごと

鳥取市にある浄土真宗本願寺派のお寺、淨宗寺の住職日記です。基本は毎日更新です。

2021年11月

寒い！昨日の朝からカッターシャツの上にセーター（それまではベストでした）を着込んでいますが、今朝もじっとしていると寒さが身にしみてきます｡窓からは青空が見えているのでもう少ししたら気温も上がることでしょうが、とにかく今朝も冷え込むので、いよいよグスグスしていた君子蘭の室内移動を本気でしないといけないようです。ついでに《金のなる木》と呼ばれている鉢植えも･･･｡でも、君子蘭は全部で8鉢ありますから、その移動だけでなく置き場所を考えるのもひと苦労ですね。
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また、境内の公孫樹も真っ黄色になり、少しの風で参道が黄色になります｡昨日も落ち葉を掃き集めて袋に入れましたが、雨に濡れた後なので重くなっています。明日から師走ですし、何とかして今年中に焼却場に持って行かないと悲惨な新年を迎えることになるので、1～2週間のうちに何とか全部散ってくれないですかねぇ。掃き集める苦労は大変ですが･･･。
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新しい変異株の事は昨日も書きましたが、「オミクロン」というギリシャ文字のことが分からなかったので早速ネットで調べましたが、どうしても理解できなかったのがその命名の順番です｡最初はその株が発見された国の名前だったものを「固有名詞では名誉毀損に当たる」としてWHOがギリシャ文字を使うようにしたのであり、アルファ株から始まってミュー株まで来ていました。したがって次からは当然「ニュー」「クサイ」となるはずなのに、なぜか二つ飛ばして「オミクロン」。これについてはWHOが「《ニュー》は英語の《ｎｅｗ》と同じ発音になるから」と説明していてこれは誰も納得していますが、次の「クサイ」の説明については反論が噴出しているそうです｡どうも、「クサイ《xi》」表記が英語表記では《Xi》となり、これが習近平の《習》と同じ発声になるために「人間の生命よりも中国に忖度した」との批判が起きているようですね｡南天は「難を転ずる」ということで正月花にも使われますが、「クサイ」は反対に「難を呼ぶ」ものかもしれませんね。

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昨日は霙交じりの雨もあって冷え込んできた中で午前からバタバタとしていました。本堂でのご法事の後で20分かけてお宅参りに行き、午後からは別のお宅の準備をしながら12月分の掲示板の書き込みをするという（《分刻み》とまではいきませんが）寒さを感ずる暇もないほどでした｡そのため、一段落してから感じた寒さは一入でしたね｡玄関に置いている手あぶりも、炭の継ぎ足しをする間もなかったせいかすっかり燃え尽きていましたし･･･。今日も冷え込みが厳しくなるとの予報ですので、朝から背中に暖房の入ったベスト着用です。もっとも、法衣に着替えたら使えませんがね。
この冷え込みで、庭のニシキギが見事に真っ赤になっていますよ。

ここ数日は3回目の接種が話題になっていますが、鳥取でもファイザーのワクチン数が少ないので、この「ままでは（交互接種）になる可能性も･･･」と自治体も苦慮しています。「ワクチンの数は十分にある」と豪語していた政府関係者はそのことをどう思っているのでしょうかねぇ。
ところで、政府関係者は「ばらまきでは」と揶揄されている支援金のことばかりを話題にしていますが、専門家が以前から提唱していた第6波への脅威が実現するかもしれない新しい変異株（オミクロン）が南アで発見され、既に数ケ国では感染者が見つかっているとのニュースが伝えられています。「このウィルスは今までの抗体も効かない」と言われていますが、今大切なことは「日本に入れないようにするにはどうすれば･･･」という《水際》対策ではないでしょうか？本当に、《第2のボーナス》とも言われる《文書交通費》対策でバタついている場合ではないと思いますよ。
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もっとも、「そんな人間界には、我関せず」とばかりにあちこちで椿が咲き誇っています。

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一つの仕事が終わっても必ず新しい仕事が生まれるもの。昨日は以前から気になっていた君子欄の鉢植えを室内に入れかけましたが、土が完全に乾燥状態。そこでひとまず水をやって土に浸み込むのを待つことにし、その間にアマリリスの球根の葉と根を切り取って物陰におくことに変更しましたが、今朝も相変わらず冷えているので君子蘭の移動は急がないといけないようですが、同時に除雪機とタイヤ交換の仕事も控えていますし、今年最後の寺報も印刷と発送の準備が控えています｡あぁ、身体が2つほしい！
ところで、除雪機は燃料をすっかり抜いているので先ずガソリンの購入が必要ですが、京アニの事件のせいで購入自体にも手続きがいりますし、また子ども2人が犠牲になった放火事件も起こったので、ますます手続きが面倒になりそうです。軽量で電気でも動く除雪機があるそうですが、極寒の中では蓄電の消耗も早いとのこと。やはりガソリンの購入に行かないとダメなのでしょうね。
（玄関に火鉢を置いて暖めているためか、今ではシンピジュウムの蕾がすっかり開いています）

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