住職のひとりごと

鳥取市にある浄土真宗本願寺派のお寺、淨宗寺の住職日記です。基本は毎日更新です。

2022年04月

「3日見ぬまの桜かな」と言われますが、牡丹も負けず劣らず(?)短命です。特に昨日の突風を受けて納骨堂のアルコール噴霧器は棚から飛び落ち、皐月梅も牡丹もすっかり影も形もありません。
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どうもこの時期になると境内から花の姿が見えなくなりますので、君子蘭が唯一の楽しみです。
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今日で4月も終わり、いよいよ初夏に突入です。と言っても、『歳時記』では4月~6月が夏なのですがね。本堂の供花も今回はイチハツからナデシコが中心になっていますが、4月で既に28度だったことを思えば、初夏ならぬ盛夏かもしれませんね。高校時代には30度が真夏の気温だったことを思い返すと、これは恐ろしいことです。

アマリリスは1本の茎から4つの花芽が出ますが、地植えした時に1つだけ残っていましたので、それを切って下駄箱の上に活けました。鉢植えとはまた違った印象がありますね。ついでに、玄関はボタンを活けています。
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今日からいよいよGWが始まりますが、鳥取の小中学校では途中にポカッと空いた5月2日(月)も休業にするそうです。「どうせなら、私がいた時にそうしてほしかったなぁ」と思いましたが、寺院は分類上は《サービス業》ですから《他人が休みの時は逆に忙しい》もの。もっとも、コロナ禍もあってかここ数年はそんなに法務の予約が重なることはありませんが、以前は土日に子ども達の学校行事があってもなかなか参加が出来ませんでした。私の時も小学校の運動会でいくら待っても弁当が届かず、悲しかった思い出がありますが、そんな母親が高3の時に「(7人の子どもの)最後の運動会だから」と言って来てくれた時には驚くとともに(密かに)うれしかったですね。

球根から葉が出て花が咲き、多くの人の目を楽しませてきたアマリリスもとうとう花が萎んできました。そこで、去年までは植木鉢に植えていた球根を今年は地植えにしたバラ(写真)の隣に植えてみようと思っています。葉が陽光を受けて球根に栄養分をため、太らせたら冬の期間はしばらく眠る球根。3つの球根の中で1つ(一昨年のもの)は葉が出ていないので養分をためることが出来るのか分かりませんが、これも実験です。何とか無事に夏の期間を過ごしてまた来年に会いたいものです。
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昨日は降る中でグランドゴルフ大会をしましたが、第一投から輪っかを飛び出して4打。幸先が悪くてその先が案じられましたが、予感通りにボロボロの結果。結局私と坊守は8人中の5位と6位でしたが、それでもホールインワン賞獲得ゲーム(準備したものが殆ど残ったのため)で2人とも何とかゲット!なんとか面目躍如というところでした。

昨日の天気予報では大雨とのことでしたが、結局は小雨程度。しかし、今朝はまるで梅雨を思わせる蒸し暑い空気が漂っており、少し歩くとジトッとする空気がまとわりつくようです。そんな中に今日は当寺恒例のグランドゴルフ大会があります。昨夜のうちに仏壮の人と「とりあえず雨は収まる方向」ということで決行することを決めましたが、バタバタしていたせいで《住職杯》の準備をしていないことに気づいて大慌て。仕方なく今朝準備をしてスタートに間に合わせるつもりですが、どうも最近はこんなポカが目立ちます。いつも以上に要注意ですね。
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冬の間取り込んでいた君子蘭の鉢を4月になってから全部外に出してやりましたが、結局2鉢しか咲かないようです。中には数年前に貰った黄色の君子蘭もあるのですが、今まで一度も花芽をつけていません。どうすればいいのでしょうかねぇ?

昨日の夜に二階から副住が「煙臭い!」と言って飛んで下り、その直後に消防車のサイレンが直ぐ近くで止まりました。出てみると、公園の裏通りにある店が火事!木材が燃えた時とは違う臭い煙が道路一杯に漂い、衣服にもその臭いが染みつくほどでした。家人は何とか無事に逃れたとのことですが、隣の駐車場には車が1台あり、消防士達が大声で持ち主を探していました。ガソリンに火が移ったら爆発して大惨事ですからね。それにしても「何かが起きると、必ずスマホで写真を撮る者がいる」とはよく聞きますが、実際にその通りで、何人も写真を撮っていました。しかし、こんな場面を撮ってどうするのでしょうかねぇ。
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今朝早く現場を見に行くと消防車とパトが駐まっており、「現場保存で警官が一晩中警備していた」とのこと。こんな人達がいてくれるからこそ、我々は安心しておれるのですね。

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