住職のひとりごと

鳥取市にある浄土真宗本願寺派のお寺、淨宗寺の住職日記です。基本は毎日更新です。

2022年07月

ここ数日は立っているだけで汗が流れる猛暑です。いつも起きると真っ先に廊下から台所に至るまで窓を開け放って空気の入れ替えをしますが、それでも今朝の室内温度は29度!午前中は出来るだけエアコンを使わないで自然の大気を楽しみたいと思っていますが、さすがにキツイ!いよいよ明日から8月に入りますが、お盆の参拝者用に納骨堂の供花の鉢を4つ増やす今朝の作業だけで下着の交換が必要に・・・。さぞかし昨日の清掃作業は大変だったでしょうが、お蔭で今年も綺麗な納骨堂にお参りしていただけます。感謝です。
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ところで、猛暑の記事は読むだけでもグッタリしますが、一緒に載っている《砂の博物館》の「エジプト展」の写真には何故かホッとします。日中では40度を超えると言われているエジプトなのに、どうしてなのでしょうか。エジプトの《当たり前の暑さ》に対して日本の《この時期だけの猛暑》に体がついていかないせいなのでしょうかねぇ。

今日は当寺の納骨堂の清掃日です。どうしても敷石に靴の泥汚れや花粉等がついて汚くなるので、毎年7月の最終土曜に業者に入ってもらうことにしています。中にある机や花生けの壷も全部外に出してから清掃するので、(年々で違いますが)大体は午後3時頃までかかるようす。暑くて業者の方も大変ですが、お預かりしている以上はちゃんとしないといけませし、供花汚れを落とすのは素人には無理ですからね。IMG_2343
その様子は写真を撮って明日でも載せるつもりですが、「バタバタして忘れなければ」という条件です。(今日の写真は、昨日の鉢植えを衝立前に飾ったものです)

こんな猛暑続きでは体力・気力の持続に気を遣いますが、それと同時に供花の状態も気になります。玄関にはいつも衝立の前に花を飾っていますが、今回は生花ではなくて庭にある植木鉢を置くことにしました。茶色に枯れていた葉を切り取って水をやっていると青々とした新芽が出てきましたし、何よりも生花と違って《散る》ことがないし何となく涼しげです。
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写真は納骨堂の石碑に置いていた時のものですが、外のある時としつないに飾った時とは何となく雰囲気も違って見えます。これも《日本人独特の感性》かもしれませんね。代わりに、昨日購入した生花は納骨堂に飾ることにしました。

今朝早くから、昨日書いていた花ザクロの下枝を剪定しました。相変わらず小蟻が腕を這いましたが、それは吹き飛ばしてしまえばいいし、側を通る度に顔にかかったりしてうっとうしかった枝がなくなる方がいいですからね。隣ではピンクのサルスベリが満開ですが、その花がなくなる頃には替わってオレンジ色の花ザクロが咲くのを楽しみにしつつ、草取りをして姿を現した紫陽花と一緒に水撒きをしてやりました。たったこれだけでも額や首筋に汗が流れましたが、体質の変化は医者から服用するように言われている薬のせいだと思っています。
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でも、そんな時でも下駄箱の上に置いているパキラを見ると、何故かホツとすることです。

昨日の直射日光には参ったので、今朝早くから涼しい(と思っている)うちに草取りに汗を流すことにしました。場所は初夏に移植した紫陽花の周りです。何しろブロック塀を撤去してフェンスにして陽当りがよくなったせいか、草が伸びること伸びること。しかも上に伸びるものだけではなくて地面を横に這って根付いていく草もあります。そんな草ほど根をしっかりと下ろしているので抜くのも必死です。わずか数メートル四方の空間でもゴミ袋が一杯になりましたが、その量とは比較にならないほど疲れました。
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しかも移植した花ザクロの木が見事に根付いて下枝が四方八方に伸びているので、それをよけながら地面に這いつくばって草と格闘(?)するのですから、腰の痛みも一入です。
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おまけにそこは小蟻が多く這っている場所のために腕を這い上がってくる蟻を払い落としながらの作業になって集中力も散漫になりましたが、なんとか一時間で終わらせました。

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