住職のひとりごと

鳥取市にある浄土真宗本願寺派のお寺、淨宗寺の住職日記です。基本は毎日更新です。

2023年05月

とうとう今日で5月も終わりますが、何となく「早かったなぁ」という感がします。まぁ、4月から夏日になったり新型コロナの5類へ移行とマスクの自由化にインバウンドの増加等もあって世の中の流れが急激に変化していったという世情があったせいかもしれませんが、とにかく「早かった」という思いは消せないようです。
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ところで、岸田総理の息子問題で「??」がまた生まれました。今までも問題が起こる度に《親心》と言うよりも《甘さ》と言うべき岸田総理の態度にいろいろと疑問もありましたが、今回の問題に対して更迭は当然のことだと思います。ただ、このような場合に対しては、大抵が辞任が決定した翌日か遅くとも月末(または年度末)のはずです。それなのに、29日に岸田総理から発表があって30日には新聞報道もされているのに日付が「6月1日」とは、全く理解できません。6月1日に辞任すると特別報酬が払われることになり、「それを渡してから」という思いがあったのではないかという疑念も生まれます。もしもそんな気持ちが少しでもあったのなら、《親心》が《国民感情の無視》よりも上だということになるのではありませんか?支払う金の出所は国民の血税なのですよ。

中国地方も昨日から梅雨にはきいりました。例年より8日早く、去年よりも13日早い梅雨入りとのこと。大体において5月に入梅というこんな早い時期の梅雨入りは10年以上もなかったそうですから、今年がどれほど異常かということでしょう。
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しかし、この雨を受けて庭ではいろいろな草が元気に伸びていますが、一番よく目に付くものはドクダミの花の白さかもしれませんね。ドクダミは除草をする時に独特の香りが手に残りますが、見た目には可愛い花が咲きます。雨を受けた花を切り取って小さな花瓶に活けて飾っても面白いですよ。ドクダミの他にはやはりなんと言っても紫陽花でしょうが、その写真はまた後日にします。

今朝はどんよりと曇って少し肌寒い感じがしますが、これも台風2号の影響でしょうか。昨日はこの雨を期待(?)していつもは屋根の下に置いている蔓の鉢植えを外に出してやりましたが、今朝見るとわずかですが土が湿っているようです。
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この蔓ものは7年近く前に今の鉢に移植してやったもので、管理がおろそかになって一時期は枯死寸前までいったものの何とか持ち直して現在に至っているものです。特に今年は蔓も伸びてきたので、手近にあった支えをして上に伸ばしてやろうと思っています。もう少しちゃんとした支えにしてやればいいのでしょうが、《とりあえず》という気持ちです。今回の雨を受けてどの程度伸びるか分かりませんが、今夏の成長が楽しみです。

今朝は一斉清掃の日で、朝から遊歩道を中心に除草や風で吹き固まった枯れ葉の掃除などをしていましたので、この欄の記入が遅くなりました。一斉清掃の日程は本当ならば先週だったのですが、先週は聖祭で屋台が出ることもあって1週間延期になったわけです。もっとも、清掃に参加したのはわずか5名でしたから、十分に出来たとは言えないですね。
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ところで、ここ数日は泰山木がまるで《譲り葉》のように古い葉が散って新しい葉に変わっているのですが、同時に真っ白な花が開く時期なのです。そして、昨日の午後に花が咲いているのに気づきました。毎日のように見てはいたのですが、下の方ばかり注意してしたので上の方で咲いている花に気づかなかったのです。次の剪定には頭の方を切ってもらった方がいいかもしれませんね。そうすれば電線にもかからないし・・・。

台所のペットボトルではどうもメダカが孵化してきたようです。もっとも、まだ1㎜あるかないかの大きさのためにじっと見ていてもゴミが浮いているのかと思うほどですが、右に左にと動いているので絶対にゴミではないでしょうね。いくら接写とはいっても写真に撮るのはとても不可能ですが・・・。
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それに比べて庭に生えているナルコユリや山椒の葉は大きく育ち、紫蘭も花と葉がすっかり伸びていますし、裏庭の白梅も新しい枝を伸ばして本堂裏の窓をノックしています。そんな姿を見ていると、まだまだ《たくましさ》はないものの新しい学校生活に慣れてはしゃぎ回っている小学生の姿とダブってきて、「新しい生活も初夏突入なのだなぁ」感じることです。しかし、今朝も肌寒い気温ですが予報では今日明日は最高気温が28~30度とのこと。まったく体調の管理に右往左往している《後期高齢者》です。あぁ、子どもの頃に戻りたい。

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