住職のひとりごと

鳥取市にある浄土真宗本願寺派のお寺、淨宗寺の住職日記です。基本は毎日更新です。

2023年10月

写真の保存が残り1枚になりました。またあちこちを被写体を探して歩き回らないといけないようですが、なかなか「これ!」っというものは見つからないですね。何の気なしに動いている時には案外いいものが見つかるのですが、そんな時に限ってカメラがない。「スマホで撮ればいいのに」と言われますが、肝心のスマホからPCに移行させる方法を知らない(チップも入っていない)のでどうにもなりません。まぁ、一応目につけているものが2~3あるので暇を見つけて歩いてみようと思っていますが、今日はとりあえず実が大きくなっている八朔の写真にします。これの収穫は1月末~2月の予定ですが、実をつけるのが8月初旬頃ということで昔から『八朔』(朔は1日の意味)と呼ばれているのです。
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ところで、あまりにも膝が痛むので、昨日はカレンダーを表紙から12月までをまとめてホッチキスで止める作業場所として、仏間に机2脚と椅子4脚を配置しました。おかげで膝への負担はなくなりましたが、問題は明日の製本作業。なにしろ10人ほどのご門徒にお願いしているのですが、作業場所が居間に置いている座卓なので膝が心配です。

「寒い!」が朝を迎えた最初の一言。今日は来年用のカレンダーが印刷を終えて届きますが、あくまでも「印刷を終えて」です。月ごとに分かれているものを1部ずつまとめなくては製本出来ませんし、そこまで業者に依頼するととんでもない金額になるだけでなく、門徒方の協力を得て完成させた方が《当寺特製》の意味もあると考えているのでその作業場所を確保するために座卓を2つ並べたのですが、炬燵を片付けて座卓を並べた様子を見ていると何となく寒気を感じます。これが《炬燵の魔力》なのでしょうね。隣の公園でも蕾だった石蕗が今では真っ黄色な花を開いていますが、これを見ると晩秋の感しきりです。
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ところで、ラグビーのフランス大会が終わりました。結果はあの有名なオールブラックスのニュージーランドを破って南アの優勝です。そのことでも熱戦だったことが思われますが、それよりも私は映画『インビクタスー負けざる者』を思い出しました。これはアパルトヘイトで揺れ動いていた南アにラグビーで国民の心を一つにしていく大統領と選手達の話が描かれていますが、今回の結果とともに是非一度鑑賞してもらいたい映画です。

夜中に寝ていると何故か暑く、掛布団を1枚外してしまいました。と言っても分厚い昔ながらの布団ではなくて坊守がパッチワークで作ったカバーですが、それでも綿(コットン?)が入っているのでそこそこに重さがあります。数年前からしている前立腺ガンの治療で数日前にもホルモン剤の注射があり、そのせいか時々カッと暑くなるような感じがあるので今回もそのためかとも思っていますが、夜中に布団を外して寝ると途中でどうしても寒くなってきます。今朝もそのためか4時過ぎに目が覚めてしまい、仕事もたまっていたのでそのまま起き出して動いています。多分、昼食後には(お腹も膨れたので)ウトウトするかもしれませんね。
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それはそうと、ここ数日は寒いのか暖かいのか分からない日が続きます。そのせいでますます体調管理が難しくてニュースでも「気温差(寒暖差)によって体調を壊す人が多い」と言っていますが、今国会での総理の発言に理解困難なものも多く、ますます心身(頭脳?)共に混乱している昨今です。

昨日の坊守については検査の結果大丈夫でした。とりあえず入院して様子見となりましたが、ひと安心です。ただし、問題は私の方。あまりにもバタバタしたせいか、11月分の掲示板の写真を撮ったのですが、HPに載せるために転送したつもりがどこに行ったのか分からなくなり、しかも既に原簿は消去してしまったので、仕方なく今朝もう一度撮りに行きました。要は「慌ててもいいことはない」ということなのでしょうね。そう言えば、そんなことを言っていた諺(俗語?)もありましたっけ。
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とにかく、11月の掲示板の言葉は何度も考え直したりしましたが、最終的に1つの言葉に落ち着きました。それについてはHPの『今月の掲示板』を見ていただければいいのですが、月ごとにあわせて言葉を考えるのは本当にキツイものですね。「◯月にあう言葉」として考えつくものは大抵似通ったものになりますから、以前に使っていなかったかも調べないといけないし・・・。

体調を崩していた坊守を診察してもらったところ「肺炎症状が見られる」とのことで急遽入院となり、たまたま長男が半休を取っていたこともあったのでドタバタと対応しながら無事に入院手続きを終えましたが、そのことで私の尿管結石の時を思い出しました。「明日入院して翌日に手術」という結論の直後に突然「今夕に手術します」となり、保証人(長男)の署名捺印を取ったり病室や入院に必要な雑貨の手続き等で大慌てしたことです。「突然の事態の対応では、家族は大慌てする」ということは何度も聞いていましたし本当にあの時は必死でしたが、それでも身近にしっかりした家族がいるということは本当に有り難いことですね。(もっとも、私だけが慌てていただけかもしれませんが・・・)
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今の時代《独居》とか《一人住まい》という言葉が盛んに使われていますが、そんな人達はさぞかし心細いことにならないように(特に「長年の仕事から退職した男性は人付き合いが苦手」と言われていますから)したいものです。《自戒》を込めて・・・。

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