住職のひとりごと

鳥取市にある浄土真宗本願寺派のお寺、淨宗寺の住職日記です。基本は毎日更新です。

2024年05月

昨日は1時間かけて台所西側の中庭の草取りをしました。上に伸びる草と違って地面にへばりついている草なので1本ずつ根っこから掘り起こす必要があるし、ナルコユリが何本も生えていて落ち葉を隠しているフェンス際の掃除もあるので座りこんでじっくりと草を抜くだけではきれいにならず、結局九分九厘まで済ませましたが遂にギブアップしました。それでも70ℓのゴミ袋が一杯になって見た目にはスッキリしているので、「これで坊守から怒られないかな?」とホッとしています。何しろ、坊守はお参りされる方の目に触れる所に草が生えているのがとても気になる性格で、「そこまでしなくても」と思うほど短い草も抜いていたほどでしたからねぇ。
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まだ私にはどうしても気になる場所があるのですが、そこはむしろ機械で刈り取ってほしいと思うほどで毎年汗だくになりながら格闘(?)していた一区画であり、それも坊守が留守番をしてくれるから安心して取りかかれた場所。周りの木が大きくなると日陰になって虫も付きやすくなるし、そんな場所なので今年はなかなか一歩踏み出せないのですが、それでも何とかしないといけないと悩んでいる昨今です。

最近は事務室のPC(デスクトップ)の画面に境内の植物を入力しています。この前まではニシキウツギでしたが今はドクダミになっています。画面表示が花とかぶってしまうと見にくくなるので要注意ですが、今は緑の葉の中にチラリと見える白い花だけなので、画面表示がかぶることはありません。このドクダミも梅雨時期になるとアジサイと交換になる可能性もありますが、今はこのままで行くつもりです。
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しかし、去年の猛暑のせいであちこちの植物が元気をなくしていますが、アジサイもその例に漏れず花の付き方が例年に比べて圧倒的に少ないように感じています。納骨堂裏のアジサイは3輪だけですし、鉢植えしているガクアジサイは1輪のみ。ただ、原因は肥料不足ということも考えられますよね。植えつけたらそのままですから・・・。
一昨日の雨で土が軟らかくなっているので、今日は気になっていた部分の除草を本気で取りかかりましょうかねぇ。

昨日は本堂と庫裡の模様替え(絨毯の撤去と簾の設置)をしました。
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と言っても絨毯は大きくて畳むにしても包装するにしても私には無理ですので、坊守が依頼していた人が毎年2回(夏と冬前に)来てくれてやってくれるので助かっています。とりあえず事前準備で出来る範囲ことは私がしておきましたが、やはりプロの作業は早いですね。数年前に私がやった時は畳むにしても巻くにしてもアタフタしていたのに、本当にアッという間でしたから。これで本堂も庫裡も(見た目には)涼しく感じられることです。もっとも、問題の猛暑(酷暑?)だけはどうしようもないですがねぇ。

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夏日で開花したと思ったら瞬くうちにこうなったバラですが、今朝の雨で「やっと雨になったので、これで庭木も一息」というところです。しかし、実はこの雨は台風1号の余波が原因であり、沖縄を初めとして九州などにも線状降水帯が出る可能性があるとのことで緊急避難を言われた所もあるようです。『歳時記』では4月~6月は夏なのでと5月に《夏日》があったこともある程度は納得されますが、さすがに今回の台風発生には「ちょっと早いのでは?」と驚かされることです。もっとも、記録的にはそんなに早いことではないそうですが、昨年にあちこちで被害を生んだ線状降水帯の発生も予想されるということですから、元旦に発生した地震・津波とともにますます「今年は一体どうなるのだ?」という思いが募るばかりです。

昨日の暑さは5月としては異常なほどで、宅参りの後は車で墓地まで行き、お墓がある所まで坂道を上って納骨を終えてからお寺に帰って本堂でのお参りとなりましたが、帰寺した時には汗でびっしょりでした。幸いにして一昨日に衣替えをしていたので少しは助かりましたが、これが「衣替えは6月になってから」としていたらどうなったことか・・・。
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花芽が少しずつ大きくなっている境内の紫陽花もこの暑さで少しグッタリしているように見えましたが、こんな光景は例年なら7月頃のはず。とにかく今年《も》異常気象を覚悟しておかないといけないようですね。

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