住職のひとりごと

鳥取市にある浄土真宗本願寺派のお寺、淨宗寺の住職日記です。基本は毎日更新です。

2024年10月

昨日の朝当寺の墓参りをしていた時に、金木犀の木の下にあるツワブキが蕾をのばしていたのに気づきました。上ばかり見ていたためですが、やはり下も見ないとダメですね。ただ木の下になっているせいで開花までは数日かかりそうですが、公園の方は陽がしっかりとあたるので咲いていました。勿論すぐに写真を撮ってきましたよ。
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ツワブキと言えば「フキの仲間なので食べられる」と聞いたことがありますが、一体どこが食べられるのでしょうね。ネットで調べればいくらでもわかるのでしょうが、やはりツワブキは見ている方が楽しいのでそこまでは、ね。

昨日は八坂にある鳥取市の納骨所に行って読経させていただきました。ご門徒ではない方ですが、今後のことを考えて墓じまいをされた後にご先祖のご遺骨を安置されるとのことで、業者からお勤めを依頼されたものです。市の納骨所は初めて見ましたが、袋に入れたままでご遺骨を安置する形式なのでした。それでもご家族が安心されれば当寺としてもうれしいですので、天気にも恵まれた中でお勤めさせていただきました。
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窓辺で咲いていたピンクの花も今では散ってしまって葉だけがだらんとしていますが、そんな中で今日は10月の仏婦研修会(来月は報恩講が勤められる月なので休止)ですが、事情があって変更した毎月の第4金曜日は病院に行く人も多く、15日に実施していた頃と比べて参加者が少なくなりました。果たして今日はどうでしょうか?

神無月も残すところ1週間ですが、まだ残暑が居座っていて暑いと感ずる時があります。昨日も暑く、(扇風機はとっくに片付けているので)団扇でパタパタとしていました。いつも着ているものより少しだけ厚手の長袖Tシャツでは暑くていつものシャツに着替えましたが、まったく10月も下旬ですよ。去年までなら背中が冷えるからと言ってベストを羽織っていた頃のはずなのに、こんな気温の繰り返しでは体調管理が不可能です。そんな秋なので野菜や果物の収穫も異変が起こり、柿などは減収とか・・・。昨日も供花を求めてフレッシュファームに行きましたが、サツマイモの棚では《傷物》と書いたものが数多く安価で出ていました。よく見ると動物にかじられたのか所々に欠けた部分が見られましたが、地上でも異変が起こっているのだから地下も同様なのでしょうね。
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異常と言えば、境内にある牡丹の周りが写真のような状態になっています。何とか掘り起こして抜こうとしましたが、あまりにも根が張っていて諦めました。この牡丹はもしかすると来春には咲かないかもしないので何とかしたいのですが、誰かいい方法を知っている人はいないでしょうか?

境内では貴船が満開になっていますが、そんな中に墓じまいをされる県外のご門徒があったので昨日の午後に少し離れた墓苑までお参りに行きました。
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お墓は墓苑の上段にあるので途中で休憩しながらでもなんとか上りきりましたが、一番の問題は下り。通路は一番下に3段ほどの石段があるだけで全体が坂道になっているので、元気な時は足先に力を入れて踏ん張るだけでよかったのですが、なにしろ今は膝を痛めているために踏んばりが効かないので、滑らないことが肝要。そのために「踏み出す」のではなくて「横を向いた状態ですり足で下る」ような姿勢でやっと無事に駐車場まで戻ることが出来ました。今までなら膝を痛めていても何とか下りていたのに、今回だけは本当に《必死》という言葉が当てはまる状態でした。その後は自分で運転して寺まで戻りましたが、着いた直後に両膝にサポーターをはめたほど辛かったですね。

坊守は小さなものや可愛いものが好きで、あちこち整理していたら何点か出てきたのでそれらを玄関に飾っていますが、確かにしまったままにしないでいるよりもいいようです。今回は坊守が作ったトールペイントの人形と一緒に小さな草履を写真に撮ってきて載せることにしました。もともと別々にあったものですが、それを並べて飾るのも面白い光景ですね。もっとも、いつ求めたものなのか知りませんが・・・。
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私が事務仕事をしている部屋には私が劇団四季のミュージカルを観に行った時に買い求めたぬいぐるみもありますが、(別にそんな趣味があるのではなくて、感動した劇の思い出として求めただけですよ、念のため)それらはホコリをかぶったままになっていますので、いつも「何かの折に払ってやりたい」と思いつつ今日になっています。この辺りが男特有のの性格なのかもしれませんね。

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