住職のひとりごと

鳥取市にある浄土真宗本願寺派のお寺、淨宗寺の住職日記です。基本は毎日更新です。

2025年05月

5月も今日で終わり。朝方は寒くて1枚重ねても昼近くになると暑くて脱いだりという日が続きましたが、これからはジメジメした日を送るのかと思うと、ますます憂鬱になります。特に夜具について冬物なのか夏物なのか困ったことも何度かありました。そこで「どうせなら冬物を仕舞ってしまおう」ということで、昨日は思い切ってコインランドリーに(ついでに夏物も一緒に)掛け布団を持って行って洗濯・乾燥のスイッチを押してきました。と言っても機械の使い方が分からず、ウロウロしていましたが・・・。なにしろ今まで行っていた店とは違ってすべて画面の操作から始まることも分からず、偶然にやって来た店の人に聞いてやっと操作が出来ましたがね。
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昨夜は少し寒い感じがしたので冬物を掛けましたが、やはりふわっとしていい気持ちでした。今日はそれを仕舞って夏物に交換しますが、もしも冷え込んだら困るので、坊守が作ったパッチワークの上掛けも準備しておきます。
この百合は義母から「娘(坊守)にお供えしてほしい」と送られてきたものです。部屋がいい香りで満たされています。

毎日のように何故かいろいろと忙しいことですが、よく考えると殆どが自分で作り出した仕事ばかり。と言っても寺報や永代経法座の案内等ですから仕方がないものばかりですが、今まではご門徒の方々にも助力をお願いしていたことも多くて、やり方によっては時間の節約が出来るものも多いはず。しかし、やはり坊守でないと(住職という立場では)なかなか頼みづらいもので、結局は自分1人で時間を見つけてやってしまうことに・・・。
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先日はお墓の隣で元気に延びている蔓や草を抜き取ったり込みいってきた椿の新芽を(少しですが)剪定したりして、「気にかかるので」という理由もありますが結局は《貧乏性》ということなのでしょうね。ボーッとしているのが何故か苦手で、とにかく何かしていないとダメなこの性格は坊母からの遺伝かも・・・。
ところで、今気になっているのは当寺のお墓の横で伸び始めているザクロの新芽。放っておくとお墓にかかるほど伸びてしまい、しかもザクロの枝にはトゲがあるので「何とか早めに剪定しないと・・・」と毎朝お線香を供えに行っている時には考えているのですが、戻る何故か頭から抜けていますがね。

昨日の朝に膝の治療に行った時はまだ寒くて背中が冷えたので、ベストを羽織りました。車から外に出ると陽が当たってそんなに冷えることはなかったのですが、とにかくまだ朝方は寒いですね。
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そんな中でも土を取り除いて水をタップリいれてやった火鉢では、睡蓮の葉が水面まで伸びてきています。勿論メダカもメダカも(たった1匹だけですが)元気いっぱいです。これで可愛い花が咲けばもっといいのですが、なにしろ手を入れたのが遅かったものですから、こればかりは無理かもしれませんね。写真は1週間前のもので今では浮き葉が水面を半分隠すほどになっていますが・・・。そろそろ頼んでいるメダカが来てくれないかなぁ。

昨日のお昼頃に、義母から「坊守の仏前にお供えを」ということでピンクの百合が15本ほど送られてきました。あらかじめ電話では聞いていたので直ぐに箱を開けて花瓶2つに分け、先代(両親)と坊守の写真が飾ってあるお仏壇の前に飾りましたが、とてもいい香りがします。その後はバタバタしたのでお礼の電話は夕方になりましたが、「お仏壇の前に飾りましたよ」と言うと義母は喜んでくれました。その後の話はいつも娘(坊守)との思い出話になります。義母にとっては「何があっても電話1本で飛んで来てくれた」大切な娘の《逆縁》ですから・・・。(私も寂しいので、義母ならもっと寂しいのでしょうね)
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ただ残念なのは、開けてみると蕾が3個折れていたことです。2つはガラスコップにいれて窓辺に置き、もう1つは折れそうになっていた枝を1本を切り取って一緒に小さな花瓶に入れ、坊守の写真の前に飾りました。今日の写真は玄関に飾っているものにして、百合の写真はまた後日にでも撮っておくつもりです。

やっと昨日は寺報と永代経法座の案内を印刷し終えてホッとしましたが、まだ印刷の必要なものが残っていたのに気づいて大慌て。と言うのも、それを印刷にかける肝心な用紙がきれていたのです。そのために大急ぎで注文に出かけましたが、2~3日かかるとのこと。仕方がないので、それ以外の仕事に取りかかることにしました。総代会の報告を兼ねた寺報の後は次号の発行まで少し時間的余裕があったので気を抜いたのが失敗の元ですね。紙が届いたら大急ぎで仕事に取りかからないとダメなようで、益々疲れがたまります。
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昨日は午前中に本堂の供花を活け替えてからお墓もお花をお供えしましたが、横を見ると先日の雨を受けて蔓が伸びている様子。完全に《仕事の追加》でガックリですが、坊守がいつも気にして取り除いていた蔓ですから「なんとかがんばらなくっちゃ」という気分です。満開の紫蘭のように花ならいいのですがねぇ。

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