昨日は坊守の実家から20名のお参りがあって『讃仏偈』を称和してから一口法話となりましたが、釈尊の《縁起》を用いて坊守との出会いから今回の別れ、そして『阿弥陀経』の《倶会一処》へと続いて「遠からぬ先にまた出会えるまでの時間を頑張るだけ」と話しました。途中で雑談めいたことも加えながらでしたが、話が終わってから乗車までの20分程度に納骨堂の見学を希望されたり坊守の墓参りをされて次の《砂の美術館》へ。でも、外陣に坊守の写真を置きいてその横には紫色の牡丹を飾っていたので坊守を知っている方達には懐かしく悲しい出会いだったと思います。
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当寺には本堂裏のピンク以外に西側の通路側には紫の牡丹が、そして山門横の利休梅の隣には深紅の牡丹が咲いています。
なお、今回のお参りの方達には、坊守が苦しい中で気持ちを込めて作った最後のパッチワークの作品をお渡ししました。