昨日は朝の雨が止んで午後からは好天に恵まれ、ご門徒の納骨も無事に終わりました。
ところで、納骨場所はそれぞれのお宅によって変わります。当寺の関係者についてみても地元の墓地以外に市内には少なくとも4ヶ所の墓苑があり、しかもそれぞれも複数に別れています。たとえば円護寺墓地墓地なら寺院管理地と市営とがあり、因幡霊園でも第1から第3まで墓地がありますが、それぞれの家のお墓がどこの墓苑のどの辺りにあるのかを覚えるのが大変です。
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鳥取大火の前なら当寺の墓地は現在の市営駐車場の辺りから現在の境内地まで(当然に隣の公園も当寺の墓地でした)あったと聞いており、その時にはお墓の殆どが1ケ所に集まっていたので、直ぐにわかります。しかし、大火後に市内の区画整理という名目で墓地が没収されて山の裏側である円護寺墓地墓地(しかも、急遽造成した墓地)に強制移転させられましたので、その後に新しくお墓を造られる場合にはあちこちにある墓苑を選ばれるようになりました。そのため、次の代の者が困らないように寺院の過去帳にお墓の場所も記載しておくようにしています。本当に《次に渡す》ためにはいろいろと手を打っておかないとないと大変ですよね。
(昨日の写真に載せた山茶花が少し開いています)