昨日で三が日も終わり、今年の正月は何もなく過ぎてホッとしました。しかし、昨日の新聞に大きく載っていたのは、帰省していた妻の実家から警備の仕事で出かけた途端に土砂崩れに巻き込まれた妻子と子ども3人とともに義両親など9人を一気に失った人のことが載っていました。その人は辛すぎて実家のあった所に一度も戻れなかったとのことですが、「前を向いて歩かないと・・・」ということで気持ちを振り絞って今年初めてその場所を訪れたそうです。記者の前で涙を流していた写真も載っていましたが、本来なら孫や曾孫にかこまれて大いに喜んでいた妻の家族とともに新しい年を祝っていた元日に大切な家族を失ったのですから、「辛くて現場に戻れなかった」というその人の気持ちもよく分かります。山門前では、この寒さの中でツワブキの花も頑張って咲いていますし・・・。
それでもそんな自分の気持ちを抑え込んで《明日》に向かわなければならない人達(私も含めて)だからこそ、なくてはならないのが周りの人たちの支えではないのでしょうか。1年の始まりである1月を『睦月』と名付けられたのも、「だからこそ、皆が仲睦まじく過ごしてほしい」と言いたかったのではなかったのでしょうか。
それでもそんな自分の気持ちを抑え込んで《明日》に向かわなければならない人達(私も含めて)だからこそ、なくてはならないのが周りの人たちの支えではないのでしょうか。1年の始まりである1月を『睦月』と名付けられたのも、「だからこそ、皆が仲睦まじく過ごしてほしい」と言いたかったのではなかったのでしょうか。
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