ずっと昔「山茶花は椿と似ているのに、どうして茶花にならないのか」と聞いたことがあります。母から茶道を教えてもらい始めた高校時代の頃だったと思いますが、その答は「お茶に『茶』が重なるから」とのこと。山茶花という漢字表記を知っていたのでその時は納得しましたが、後に茶花の載っている本に山茶花の蕾が使われていたのを見つけました。ただその時にはもう母はいませんでしたので、聞くことは出来ませんでしたが・・・。物事にはそれぞれに理由があるものですが、諺をみても相反するものがあるのは周知のこと。ですから、山茶花と茶花との関係もきっとそれなりの理由(と言うよりも、理屈?)があるのでしょうね。ということで、写真は今日からしばらく山茶花ばかりになります。
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しかし、そんな中で何とも納得できないのは、政治家の言う理由でしょう。特に「これは理由というよりも《へ理屈》と言った方がいいのかもしれない」と思うのは、既に始まっている紙の健康保険証に対するマイナンバー保険証のメリットの解説。現実に問題になっていることには少しも触れないで、「~という利点があります」しか言わないのですからねぇ。