昨日は突然の冷え込みだと書きましたが､親指の先が何かピリピリするので見るとひび割れ。一昨年からこのひび割れが始まりましたが、多分台所の水仕事が関係しているのでしょう。暖かい時はどうということもなかったのですが、水の冷たさが増すこの時期になると出てくるひび割れ。今までも短時間の食器洗いや調理にいちいちお湯を使うこともないと思っていたので今でも水で過ごしていますが、歳とともに脂分が減ってきたのでしょうね。赤い秀明菊は次々と花を咲かせていますが､私の体力と気力は逆に衰えていく一方だということを常に意識していないといけない歳だということです。

ところで、今年も11月に入りました。まるで見舞いに来た私を待っていたかのように目の前で坊守が往生したのが一昨年の11月4日。あの日はいい天気でしたが、今年は猛暑の日々とその後の急激な気温低下などまるで私の心中を示すかのような日が続いています。おまけに膝の痛みが出始めたのもちょうど2年前のお盆直前でしたから、私にとってこの2年間は心身ともに厳しい時間であり､今現在も《もう》と《まだ》という言葉がつむじ風のように心の中で絡み合いながら過ぎています。
でも、そんな愚痴を言っても聞いてくれる者もいないのですから、今は自分自身で活を入れて進まなければいけないのでしょうね。