昨日は数日ぶりに蒸し暑く感じた日でしたが、今日は一挙に5度も上がって35.5度だそうです。街中を見ても満開の木槿やノウゼンカヅラに続いてサルスベリやキョウチクトウが花を咲かせています。そのキョウチクトウは広島の県花になっていますが、原爆で何もなくなった町に最初に芽吹いて人々に生命の力を感じさせたからだそうです。キョウチクトウには白もありますが、やはり《キョウチクトウ》と言えば私には《赤》がイメージアップされるように、確かにあの真っ赤な色には生命の力強さを感じさせるものがありますよね。当寺にも以前はキョウチクトウの木があったのですが、移植したら耐えてしまったので今はありません。でも、私の記憶の中では毎年この時期になると鮮やかに咲いてきます。もっとも、盆参りの開始と重なって楽しむ心の余裕がありませんが・・・。