「Go to キャンペーン」が始まります。しかし、この行事の条件として「多人数での若者の会食」や「高齢者の移動」には十分な自粛が要請されるなど本来の目的から大幅に逸脱しています。「夏休みに間に合わせるための前倒し」ということですが、大体に夏休みには家族旅行や県外で暮らしている人たちの帰省が主であり、そのためには当然に高齢者や若者達が多く移動することになります。それを「出来るだけ自粛してほしい」では、国民無視の「あらかじめ決められたことだから、なんとしてでも実行せねば」という意識しか見られないようですがね。境内の片隅ではホトトギスが密集して伸びていますが、とにかく町中がこれと似た状態になることだけはお断りです。
そういえば、この行事に反対してむつ市が「主要設備の連休期間閉館」という思い切った決定をしましたが、《経済の復興》と《コロナ拡大防止》という真反対のことに対してどのような態度を取るのか、各自治体の首長が試されるこの連休ですね。