時の経つのは早いもので、本来ならばオリンビック閉会式とパラリンピックの開会式の真ん中に当る時期ですが、コロナ禍でこのオリンピックも盆参りも今年は中止になったために精神的にも張り詰めたものがポッカリと抜け落ちています。よく考えれば、私達《ベビーブーム》生まれは高校生の時に戦後日本の復興を世界に知らしめた東京オリンピックをテレビで見ているのです。当時はまだ白黒テレビでしたので臨場感は現在とは違っているかもしれませんがそれでも興奮度は高く、《東洋の魔女》と呼ばれた女子バレーも当然に手に汗握って見たものです。
ところで、オリンピックは来年に延期と決りましたが、来年はこのパラリンピックまでの開いた時期に高校総体を実施しようという案が出ています。しかし、いくら高校生は体力が有り余っているとは言っても、この猛暑の時期での大会は熱中症が心配です。特にバドミントンや卓球会場では風の影響を受けないために窓の解放が禁止ですから《密室状態》ですし・・・。もっとも、そのことはオリンピックでも同じことですよね。たった半日の体育祭でも大変なのに、数日かけての真夏の大会はもっと大変だ。