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昨日は10月最後の日でしたが、1年前とは違って静かなハロウィーンでした。そういえば、去年は都知事もメーテル姿になっていましたが、どうしてこんなに日本人は《バカ騒ぎ》が好きなのでしょうかねぇ。Xマスと言えば街に繰り出し、ハロウィーンと言えば仮装に必死になるのですから。しかし、去年の10月31日は、沖縄の人たちにとっては《心の支え》であり《柱》でもあった首里城が炎に包まれた日でもあるのです。国は2023年から再建に取りかかると言っていますし、再建のための寄付も50億円集まっていると聞いています。しかし、前に修理をした時には柱に塗ってある朱色の原料が何か分からなくてそれを探すのに苦労したとも聞いていますので、再建は簡単にはいかないでしょうね。
ところで、11月1日の今日は1万円札の絵柄が変わった日でもあります。初めて勤務したのは昭和47年でしたが、その時は[聖徳太子]で、「財布に聖徳太子がある」と言えば羨望の的になったほど価値あるものでした。その紙幣は今でも記念として大切にしまっていますが、それが昭和59年に[福沢諭吉]になり、それがさらに平成16年に裏の絵柄が[雉]から[平等院の鳳凰像]に変わって今日(4年後には[渋沢栄一]になるとか・・・)に至っています。いつの世も次々と新しいものが生まれてきてそれはそれでいいのでしょうが、やはり「昔ながらのもの」「伝統」というものも愛着があっていいものですね。([聖徳太子札]の写真を載せるのも紙幣偽造の罪になるのでしょうか?)