「ラストサムライ」ではなく「西向く侍」ですが、我々の年代ではすぐにピンと来ます。そう、12ケ月の中で31日までない月のことですが、もともとは陰暦(月の満ち欠けで計算)ですから元来《1ケ月》は30日であり、その日を「みそか」と呼んでいました。だから1年の最後は《大晦日ーおおみそか》なのですが、それが太陽の公転から計算される太陽暦になってから現在の日数になり、《大晦日》という言葉だけが今に至るまで残っているのです。また、この「西向く侍」の中の《侍》とは11月のことです。11を漢数字で書くと「十一(士)」になるからですが、その11月も明日で終わり。今年も残すところ1ケ月となりましたが、10年前の冬は豪雪で正月早々に国道が大渋滞となって車が動けなくなった年でした。昨日の『独り言』ではありませんが、「今年はラニーニャ現象が起こりやすいので、冬は寒い」とのこと。2年間も積雪がなかったのですから、せめて今年は豪雪になってコロナ菌を死滅させてほしいものです。(写真は、今朝掃き集めた公孫樹の葉です)
ところで、コロナ菌と言えば、連日の陽性患者数記録更新です。この中でオリンピック開催を強く宣言している菅さんですが、昨日の新聞によると、やはりオリンピックにあわせて祝日の移動が決まったそうです。『スポーツの日(旧体育の日)』『海の日』『山の日』の3つが7月や8月に移動するとのことですが、もう既に業者によってカレンダーや日記帳、システム手帳などは印刷されて店頭に並んでいるものあります。肝心な問題に対しては質問も何も無視しつつ、とってつけたようにコロコロと変わる政策。本当にいい加減にうんざりですね。
コメント