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今日は終業式とのこと。生徒にとってもコロナ禍で何かとバタついた1年間の一区切りでしょうが、教職員の一部にとっては人生の区切りになる時でもあります。式の前に教職員(講師も含めて)の転勤・退職の報告が生徒に向かってありますが、新学期の時の「今度来た先生はどんな人?」という生徒側の期待とは違い、特に出て行く職員には複雑な時間になります。私も36年間の教員生活で鳥工高と岩美高は2度勤務しました(退職後に講師として勤務したことを入れれば八頭高も含まれます)が、何度経験しても壇上で紹介される時は気恥ずかしかったものでしたね。教員は一般の会社と違って転勤も多く、《3・8》という言葉で表されるように(中には10年以上も同じ学校で勤めている人もいましたが)大体において3年か8年程度で転勤することが多かったですね。退職して13年目に入る私にとっても懐かしい思い出です。
ところで、今日は24日。ということは明日が聖火リレーの初日です。《原発事故からの復興》をテーマにしながら今もって復興していない福島からのスタートですが、辞退した人に代わって第1走者になっている澤穂希さんは複雑な気持ちで明日を迎えるのかもしれませんが、誰もがこの写真のチューリップのように《新しい明日》を夢見て独り立ちしていく日になればいいのですが・・・。